半年以上はわずか5% "長期育休"とったバス運転手 実父に言われた「あり得ない」 #令和の親

こんばんは。コーセーです。今日は2記事更新します。

 

今日の天気は雨。降ったり止んだりの天気で、今は弱いながらも降っています。気温は18℃と低く、明日も雨で20℃を予報。雨は月曜日まで降る予報で、その後は暑くなる予報。

 

さて、本題。

半年以上はわずか5% "長期育休"とったバス運転手 実父に言われた「あり得ない」 #令和の親について考える

共働き世帯が主流になっても、男性の育児休業(育休)の取得率は13・9%と、まだレアケース。その上、半年以上取得する男性はわずか5・5%にとどまる(2021年度の厚生労働省調査)。そんな中、約半年間の育休を取得中の千葉市在住のバス運転手、宮崎俊平さん(36)が直面したのは、育児そのものの過酷さだけでなく、周囲の偏見や無理解とも言える声。大変なことも多い中、それでも自身の経験からつかみ取ったのは、「男性も長期育休を取った方がいい」という強い信念だった。

同市内のマンションの一室、生後4カ月の赤ちゃんのおむつを慣れた手付きで替える男性の姿があった。都内でバス運転手をしている宮崎さんは昨年12月に生まれた長男、絢斗君のための育休を今年7月上旬までの約半年間取得している。  宮崎さんの職場では近年、男性が育休を取りやすい環境が整備され、取得者も増えてきた。しかし、半年間も取るケースはまだ珍しく、当初は「復帰してからスムーズに仕事に戻れるのか」と悩むこともあった。  そんな折、先輩から「育児は協力するものではなくて、2人で一緒にやるもの」と助言され、踏ん切りがついた。半年間までは休業開始前の賃金の67%が育児休業給付金として受け取れることも決断を後押しした。

育休に入り、育児の過酷さを改めて実感した。  初めの1カ月は、夜泣きで夫婦ともども睡眠もままならなかった。また、産後の女性は身体にダメージを受けており、精神面も不安定。妻の佳子さん(33)は「重い生理痛が続く感じ。子育ても何が正解か分からずちょっとしたことでイライラしてしまうことがあった」と話す。体調が安定するまで、佳子さんには授乳以外のことはせずに体力回復に専念してもらい、宮崎さんが全ての家事を担当することにした。  家族や周囲の反応も気になるようになった。  「男が半年も育休を取るなんてあり得ない」。父親から当然のように言われ、驚いた。宮崎さんは3人兄弟の長男。幼少期の子育ては母親が1人で受け持っていた。  「昔は男性が稼いでくる時代でそれでも良かったのかもしれないが、今は共働きが普通。妻だけが子育てするのはおかしい」と宮崎さんは強調する。  育休を経験していない周囲の男性からは「仕事をしないで半年も休めてうらやましい」という声も聞き、複雑な気持ちになった。「ただ休んでいるだけ、という意識があるのでは。子育て世代や若い人たちが育休を正しく理解し、当たり前のように取るようになれば、育休が楽という考えも変わっていくはず」

育児は大変なことも多いが、宮崎さんは「子どもの成長を日々間近で見られる」と、長期の育休を取得して本当に良かったと思っている。産後の女性のつらさが分かり、妻にもより優しくできるようになった。職場復帰後は自身の経験を後輩に伝え、育休取得を促していくつもりだ。

 政府は男性の育休取得率を25年度に50%、30年度に85%とする目標を打ち出す。「ただ短期の育休取得者が増えるだけではあまり意味はない」と、宮崎さんは感じている。全ての夫婦が共に育児をする時代に―。男性の長期育休が「令和のスタンダード」になることを願っている。とのこと。

 

男性の育休取得は、本当に大きな課題だと思う。女性ばかりが負担をして、男性は知らん顔をしていられるわけでもなくなった。短期的な育休の取得は増えても、長期的な取得が増えなければ意味がない。少子化対策をするなら、金をばら撒くだけでなく、もっとこういうことに目を向けて欲しい。

 

そんなわけでまた後程。

 

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