こんにちは。コーセーです。
今日の天気は曇りのち晴れ。午前中は雲が多く、お昼過ぎから晴れて来て今は晴れの天気。気温は31℃と暑い陽気に。明日は晴れて34℃まで上がる予報が出ています。
さて、本題。
回転寿司「一皿100円」は“風前の灯” 8月以降にさらなる値上げの可能性もについて考える
コロナ禍で外食産業は壊滅状態。だが善戦を続けたのが回転寿司だ。帝国データバンクによれば、大手チェーン中心の国内回転寿司市場(2021年、売上高)は、10年前の1.6倍、前年から約600億円増の7400億円超になるという。
「一皿100円から」という庶民的な価格への吸引力はコロナ禍でも衰えず、週末になれば多くの家族連れでにぎわった。収入が減っても家族揃って行ける数少ない“ハレ”の食事が回転寿司なのだ。この7400億円市場のパイをめぐり、利益確保に各社がしのぎを削っている。
スシローは10月から税込110円の黄皿を120円にすると発表。これにより創業以来38年続いた「税別100円」の寿司に幕を下ろす。スシロー広報担当者はこう説明する。
「原材料費、人件費、地代・家賃、建築費など様々なコストが高騰していることが大きな要因です。そのなかで“うまい寿司”をご提供し続けるため、やむなく価格改定に至りました」
「同社に限らず税別100円で出ていたマグロやイカなどの定番ネタは仕入れ値が以前から高騰、儲けがまったくない商品だった。そこに戦争や原油高、円安など顧客に値上げの理解を得やすいタイミングが来たということです」
とはいえ円安で調達価格が苦しくなるのは必至。今後、さらなる値上げは不可避なのだろうか。
「ウクライナ侵攻は2月からなので各社とも、その半年先の8月くらいまでは在庫があるはず。それがなくなれば、別の調達先に切り替えるため、どこのチェーンも値上げをせざるを得ないでしょう」
もはや税別100円の寿司は“風前の灯”なのだ。
「どのチェーンもグランドメニューを減らしフェア商品で商品層を厚くする戦略に出ている。価格も150円、200円が当たり前。消費者も付加価値を求めるようになっており、 値段を売りにすると逆に淘汰される恐れもある」とのこと。
税別100円で食べられることのが、そもそも難しい話だという。ここに来て、戦争の影響や円安がある。各社が揃って値上げをしてもおかしくない。輸入に頼っている日本は、この危機をどう乗り切るか?が大事になって来ると思う。今後の動向に要注目だ。
そんなわけでまた後程。今日はもう1記事更新します。