対日“文化制裁”は誰の得になるのか──浜崎あゆみ、大槻マキ騒動が示した中国国内の違和感

こんばんは。6度目のコーセーです。

 

早速本題。

対日“文化制裁”は誰の得になるのか──浜崎あゆみ、大槻マキ騒動が示した中国国内の違和感について考える

高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を機に、中国が日本に対する経済圧力を強めている。

標的は「文化・交流」に集中し、日本映画の上演や日本人アーティストの公演が次々に延期・中止となっている。ただ、アーティストの浜崎あゆみさんの上海公演が直前で中止になったり、大槻マキさんの公演が途中で打ち切られたりした騒動を機に、中国でも「このような行為が日本にどのような打撃を与えているのか」との疑問の声が上がり始めた。

中国の航空会社による日本路線の減便が拡大している。日本経済新聞の11月29日の報道によると、27日朝時点で、12月に中国から日本へ運航予定だった5548便のうち、16%の904便が運休を決めたことが判明した。25日時点で運休率は約5%で、26、27日の2日間で運休が3倍超に拡大したという。

中国外交部の毛寧報道官が25日の記者会見で、「日中間の交流と協力が最近、影響を受けたのは、高市首相の台湾に関する誤った発言が中国人民の感情を深く傷つけ、中日交流の雰囲気を悪化させたのが原因である」と高市首相を批判し、その後に日本への圧力が一段と強まった。

ブルームバーグは25日、中国政府が中国の航空会社に2026年3月末まで日本への航空便数を削減するよう指示したと報じた。中国人の旅行のピーク期である春節休暇を2月に控え、インバウンドへの影響は避けられない情勢だ。

先週の本連載で説明したように、当初は年内で事態が落ち着くと考える関係者が多かったが、長期化の可能性が濃くなってきた、というのがこの1週間での動きだ。

中国は経済圧力によって外交面の果実を得ようとしているが、日本産水産物の輸入停止を除くと、その標的は文化・交流に集中している。

中国国家電影局は11月、日本の新作映画の公開を無期限延期した。「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」「はたらく細胞」「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」などが影響を受けたとみられる。

11月14日に中国で上映が始まった「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は、ぎりぎりで打ち切りを回避したものの興行収入が激減した。

歌手の浜崎あゆみさん、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」、ロックバンド「シド」、アーティスト「ゆず」、吉本興業など日本人タレントの公演も次々に中止となっている。

中国メディアはこういった圧力が日本に打撃を与える一方、中国経済や中国人には影響がないと強調している。

国営テレビ局のCCTVは11月28日、「中国人が日本に旅行しなくなり、日本の観光業界が動揺している」「一方、中国人の人気の旅行先が日本から雪の季節を迎えたロシアにシフトしている」と報道した。

春節の旅行先として北海道人気が高いことを念頭に「ロシアで代替できる」と言いたいのだろう。

また、11月26日に公開されたディズニー映画「ズートピア2」が、「鬼滅の刃」の出足を大きく上回るヒットとなったことも盛んに報じている。とのこと。

 

日本のエンタメが中国では受け入れられないようだ。政治とエンタメは別問題。公演中止が相次ぐことは、懸念事項の一つと言えよう。日中関係が悪化する一方で、興行は許容しても良いのでは?と思う。

 

そんなわけでまた後程。

 

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