「電話が怖い」若者たちの悩み かけるのも受けるのも… 「失敗するかもと不安」「迷惑になりそうで」

こんばんは。夜のコーセーです。1記事だけ更新します。

 

早速本題。

「電話が怖い」若者たちの悩み かけるのも受けるのも… 「失敗するかもと不安」「迷惑になりそうで」について考える

電話の着信音が鳴るとドキッとしてしまう。迷惑かもと思って電話するのをためらう…。若者たちからは、電話はかけるのも受けるのも「怖い」という声を聞きます。社会人になるとどうしても避けられない電話ですが、私たちも正直言って苦手です。なぜ電話ってあんなに緊張してしまうのでしょう。

 「着信音にびくびくして、1回鳴るだけでドキッとしていました」と話すのは広島県内の廃棄物回収業者に勤めていた女性(25)。就職した直後は、電話応対が苦手だったという。業務の内容を全ては把握できておらず、聞かれたことにうまく答えられない。謙譲語や尊敬語の使い分けにも苦労した。

 ようやく慣れてきた頃、顧客から電話応対についてクレームがあった。「それ以来、質問されたらどうしようか、また失敗してしまうかもと、不安が不安を呼んでしまって。電話を取るのが怖くなりました」。

 女性は元々、友だちとのやりとりはLINEやインスタグラムのメッセージがほとんどで、緊急時以外は電話しない。「電話は顔が見えない分、臨機応変でスマートな受け答えが求められますよね」とつぶやく。

 電話に苦手意識を感じる人は少なくないようだ。セゾン自動車火災保険(東京)が2020年に20~60代の300人を対象にした意識調査では、回答者の4割が電話にストレスを感じていることが分かった。「電話だと緊張してうまく話せないことがある」と答えた割合は、20代が最も多く、男性は21・1%、女性は30・4%だった。

 広島女学院大4年の女子学生(22)は、スマートフォンにかかって来た電話も非通知なら出ない。知らない番号はインターネット検索して、かけ直す。

 大学や企業側もそんな若者に苦慮している。広島市内の大学で学生の就職活動を支援する職員は、相談に来た学生の携帯電話に部署の電話番号を登録するよう求める。「登録されていない番号だと、出ない学生は多いですからね」と話す。東広島市の企業で働く事務職の男性(45)は、休みの日に電話を取らない20代の後輩に困ったことがあるという。急な対応が必要なこともあり「まずはメールで電話してもいいか確認してからかけています」と苦笑いする。

 一方、電話をかける際のハードルも高いよう。広島経済大3年の女子学生(20)は「インターン先の企業に電話したくても、かけるタイミングが分からない。相手が何をしている分からず、迷惑になりそうで」と話す。

 マエダハウジング(広島市中区)では、3年ほど前からそれまでマナー研修の一環だった電話応対研修を別メニューにするなどして対策に力を入れる。

 新入社員に電話応対の指導をする総務経理室の高野由美子さん(59)は「ここ数年、研修でも会話のやりとりが苦手な若手が目立つようになった」と説明。業務では顧客から細かな要望を聞くことも大切なため、「通り一遍の研修ではなく、企業側も今の若手に合わせた工夫が必要になっています」と話す。とのこと。

 

最近の若い方達は、電話に慣れていないようだ。LINEの爆速的な普及もあり、電話はどんどん疎遠になりつつある。そんなこともあり、電話対応を慎重にならざるを得ないのが現状だ。企業としても、電話対応は避けては通れない道である。今後、どんどん電話に苦手意識を持つ人が増えて行くだろう。この問題を、如何に解決するか?今後の動向に要注目だ。

 

そんなわけでまた明日:;(∩´﹏`∩);:

 

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