【97歳暴走死亡事故】逮捕の男は「認知機能検査で問題なし」どんな検査?記者が体験

こんばんは。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

【97歳暴走死亡事故】逮捕の男は「認知機能検査で問題なし」どんな検査?記者が体験について考える

19日に福島市で車が歩道を暴走し、歩道にいた女性など6人が死傷した事故。逮捕された福島市の無職・波汐國芳(なみしお・くによし)容疑者・97歳は、おととしの運転免許更新の際に受けた「認知機能検査」では、問題はなかったといいます。

「認知機能検査」とはどのようなものなのか、福島県警は22日、報道陣に公開しました。

75歳以上の高齢ドライバーは、免許を更新する際に認知機能検査を受験することが法律によって義務付けられています。

TUFの記者も検査を体験しました。

認知機能検査は、大きく2つの検査に分かれます

試験官「この中に文房具があります。それはなんですか?」

まずはイラストを記憶する「手がかり再生」。

受験者は16種類のイラストを記憶し、そのあとすぐに回答せずに別の問題に回答します。
少し時間をおいてイラストを思い出させ、記憶力を検査します。

植野天斗記者「一度イラストを覚えた後に、問題を解きます。そのあと覚えたイラストをこちらに書き出して行くのですが、問題を一度挟むので、自分でもすべて書き出せていません」

その後はヒントをもらって回答しますが、なかなか・・・答えられません。

植野記者「次の回答ではこのようにヒントが示されています。それでもまだイラストを思い出して書き出すことは難しいです。」

そして、もう一つは状況判断を問う検査。
きょうの日付や曜日など、5つの問題に答えます。

この二つを受験して、合計点数が100点満点中36点以上であれば、認知機能検査はクリアです。

記者の採点結果は…

植野記者「認知機能検査を一通り受験しました。わたしの総合得点は60点でした。36点以上の合格ラインを満たしています。」

この認知機能検査では、記憶力のほかに判断力も判断できるといます。

県警福島運転免許センター長・渡部博之さん「認知機能検査によって75歳以上の高齢者の方が記憶力・判断力を判断する上では大変大きな意義があると思いますので、認知機能検査の意義というのは大変大きいと考えます」

逮捕された波汐容疑者はこの認知機能検査では問題なかったということですが、97歳ということで、法律で定められた3年に一度の検査が適正なのかは疑問が残ります。とのこと。

 

認知検査の合格ラインが低いと思います。検査に合格していても、この様に事故が起きている。何のための検査なのか?改めて考え直す必要がありそうです。合格点を引き上げたり、検査の内容を変えてみる。等の価値はありそうです。

 

そんなわけでまた後程。

 

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