完成間近の国立市のマンション解体へ 「富士山と重なる」と景観懸念

おはようございます。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

東京都国立市で引き渡しを来月に控えたマンションが急きょ、解体されることになった。このマンションをめぐっては、地元住民から、富士山の眺望や周辺住宅の日照に影響が出るという懸念が繰り返し示されていた。

このマンションは国立市中2丁目の「グランドメゾン国立富士見通り」(10階建て、総戸数18戸)。JR中央線国立駅から徒歩約10分の立地で、「国立富士見通りに10年ぶりの分譲マンション」をうたっていた。

 事業者の積水ハウスは取材に、解体の理由について「景観も含め周辺への影響の検討が不十分だったため」とし、「購入者に説明し、近隣住民へも説明に回っている」と話した。

 市によると、今月4日に同社が市に事業の廃止届を出したという。

 これまでこのマンション建設をめぐり、景観をめぐる議論があった。

2021年6月に開かれた学識経験者や市民らでつくるまちづくり審議会で、JR中央線国立駅から南西に伸びる「富士見通り」やその周辺から見える富士山にマンションが重なることで景観が損なわれるという懸念が出た。これに対し、事業者側はマンションを11階建てから10階建てに変更する、とした。

 同審議会は22年7月に出した答申で、こうした事業者側の意見について、「一定程度の対応があったと考えられる」と評価。一方で「周辺の住宅地への連続性という観点からすると、さらなるボリューム感の低減と工夫が望まれる」と指摘した。とのこと。

 

景観ひとつで、こんなにも批判を買うとは恐ろしい。もともと、そんなに良い立地ではないのに、ここまで不満の声があがるとは驚き。完成間近なら、なおさら勿体ないことをしたものだと思う。

 

そんなわけでまた後程。

 

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