「本当は長袖なんて…」 盗撮防止に悩むチアリーダー 夏の甲子園

こんばんは。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

「本当は長袖なんて…」 盗撮防止に悩むチアリーダー 夏の甲子園について考える

アルプススタンドで応援するチアリーダーが盗撮対策と猛暑対策の両立で苦労している。阪神甲子園球場で開催中の全国高校野球選手権大会。学校によっては、チアリーダーが長袖を着て肌の露出を抑えるなど、近年問題化している盗撮を防ごうとしている。ただ、甲子園は連日の猛暑で、グラウンドでは足をつる選手が相次ぐ。夏特有の課題に、各出場校が対応に追われている。

「(暑くて)汗でベタベタ。(長袖は)腕に張りついて踊りにくいので、本当は着たくない。でも、着ているのと着ていないのとでは(盗撮対策で)安心感がまったく違う。盗撮を気にしながら応援しなきゃいけないのはやりにくい」

 6日の開幕試合で勝利した土浦日大(茨城)のチアリーディング部3年、井上珠羽部長(17)は複雑な心情を吐露した。

 土浦日大のチアリーディング部の部員は、赤色を基調としたユニホームの下に、白の長袖のアンダーシャツを着用していた。きっかけは、今夏の茨城大会。2階席がある球場で応援した際、上から盗撮される事案が2、3回ほど確認された。

 かばんの中にカメラを仕込んで撮影しようとするなど、悪質なものもあったという。監視役の教員が注意し、場所を移動してもらうなどの対応を取り、その場は収まったが、危機感が募る出来事だった。

 甲子園では盗撮を防ぐため、長袖のアンダーシャツを着ることを決めた。これまで長袖は冬用のみだったが、猛暑の中では耐えられないと判断し、UVカット効果のある薄手の素材の長袖を新たに発注した。

 同部の黒田麗香顧問(25)は「(長袖着用は)仕方ない。どこでどのように撮られているか分からないので、対策は手探り状態。難しい」と頭を抱える。

 だが、屋根のないアルプススタンドは半袖でも息苦しいほど暑くなる。暑さ対策として、イニング間の水分補給を呼びかけ、定期的に水をまいたり、手持ちの小型扇風機の使用を促したり、できる限りのことをした。

 試合は延長十回タイブレークとなり、3時間ゲームに。土浦日大の選手が熱中症の疑いで処置を受けるほど暑かった。黒田顧問は「生徒の体調を最優先に、無理をさせないように、より一層気をつけたい」と部員を気遣った。

同様にアンダーシャツを導入したのは、大会第2日(7日)に登場した川之江(愛媛)。露出部分を少しでも減らそうと、今年の愛媛大会から着用を始めた。ドライ機能があり、汗が染みにくい素材を選んだという。

 自チームが守備の際は、座る時に必ずひざにタオルを掛けることも徹底していた。バトン部顧問の村中佑香教諭(38)は、以前に勤務した学校でも盗撮被害があったと明かす。「(ひざ付近に)熱がこもって大変だとは思うが、部員には座り方など一つ一つの動作から意識するように伝えている」

 今春の選抜大会ではチアリーダーがスカートではなく、半ズボンをはいたり、スカートの下にレギンスを着用したりする学校が複数あった。

 今夏、服装以外の対策に取り組む学校もあり、土浦日大はチアリーディング部員の位置を地方大会から変えた。生徒や日ごろから面識のある父母会の間に配置することで壁ができ、写真を撮られることが多い内野席などから遠ざけるように工夫した。土浦日大川之江の両校とも10人弱の監視役の教員を配置し、怪しい動きがあった場合は声をかけるようにしていた。

 盗撮は犯罪行為になりかねないと問題視されているにもかかわらず、被害は後を絶たない。両校とは別のある試合では、男性が内野席とアルプススタンドを隔てるフェンスをつたうように歩きながら、内野席側から応援部員にカメラを向けていた。監視役の教員が声をかけたが、男性は少し場所を移動して撮影を続けた。そのため、球場の警備員と共に注意すると、男性は自席の方へ戻っていった。

 今年の甲子園は最高気温が35度以上の猛暑日が続くと想定される。本来守られるべき生徒が自分たちで対策するしかないのか。グラウンドで戦う同級生らを安心、安全に応援できるよう、観戦マナーが問われている。とのこと。

 

盗撮対策に、ここまでやらないといけないのか?最早、チアというエールが本当に必要か?と、言うところに論点を充ててみよう。吹奏楽などの応援や、応援団などは本当に必要か?これだけの規模になると、遠征費用もバカにならない。そろそろ、辞める学校が出て来ても不思議ではない。

 

そんなわけでまた後程。

 

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