こんにちは。3度目のコーセーです。
早速本題。
最高裁、事件記録「国民共有の財産」と位置づけ…廃棄の経緯などの報告書きょう公表について考える
神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件などの記録が廃棄されていた問題で、最高裁は事件や裁判の記録を「国民共有の財産」と位置づけ、保存のための理念規定を初めて設ける方針を固めた。記録の多くが機械的に廃棄されていたことから、保存すべき記録の選別にあたって裁判所側の意識を高める狙いがある。最高裁は25日に廃棄の経緯や再発防止策をまとめた調査報告書を公表する。
最高裁の内規と通達は、少年事件の記録は少年が26歳に達するまで保存し、社会の耳目を集めるなど史料的価値の高い事件は、「特別保存」として事実上の永久保存を義務づけていたが、これらの事件は特別保存の対象にされていなかった。
最高裁は昨年11月から、少年事件52件に民事裁判を加えた約90件の廃棄経緯を調べた。多くのケースでは担当者が記録の中身を吟味せずに廃棄したことが判明。関係者によると、担当者らは事件の内容や重大性について、「意識していなかった」などと話したという。
最高裁は、保存期限を迎えた記録は「捨てる」との意識が強く、特別保存とすべき記録を「残す」意識に欠けていたと分析。記録は将来、事件の検証などに活用される可能性があることを踏まえ、「国民共有の財産」と位置づけて保存への意識を高める必要があると判断した。
調査報告書にはこうした考え方を盛り込み、今後、理念の具体的な内容や内規の改正を検討する。保存すべき記録の見落としを防ぐため、早期に特別保存の要否を判断する仕組みの導入も打ち出す見通しだ。とのこと。
どうにも腑に落ちない発言だ。保存に期限を設けること自体、良くないと思う。勿論全ての記録を保存するのは困難だが、重要事件を保存しておく必要はあったと思う。これまでも、これからも、重要な事件記録は、残しておくべきだと思う。
そんなわけでまた後程。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb7af52fe1b5d15c870d46db9c21fee186657e2e