こんばんは。4度目のコーセーです。
早速本題。
支えてくれたファンに感謝!劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女」監督らが語る次回作への熱い想いについて考える
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」のシリーズ完全新作アニメとなる劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女」(公開中)のスタッフ登壇舞台挨拶が9月4日、EJアニメシアター新宿にて開催。メガホンをとった監督の大沼心、副監督の高橋賢、音響監督の土屋雅紀が登壇し、本作の制作裏話や期待高まる続編への意気込みを語った。
2007年より月刊コンプエース(KADOKAWA)にて連載がスタートした「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」は、2013年にテレビアニメ化。4期におよぶシリーズを経て、前作の劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」(17)が公開された。劇場版第2作となる本作では、人類救済のため美遊を犠牲にするエインズワースと、美遊のために世界の敵となることを決めた士郎。相容れない2つの正義に、“すべてを守る”と誓ったイリヤは、再び戦いのなかへ身を投じていく。門脇舞以、名塚佳織、釘宮理恵、諸星すみれ、花江夏樹らが登壇した8月29日開催の公開記念舞台挨拶では、続編制作の決定が発表され、登壇キャストと観客が大いに盛り上がり、よろこびを分かち合った。 来場者のほとんどがテレビシリーズ1期からのファンで埋め尽くされた本日のイベント。大沼、高橋、土屋の3人が、満面の笑みを浮かべながら、これまでシリーズを支えてきてくれたファンへの感謝を改めて伝えると、会場は大きな拍手に包まれた。大きな拍手に感動した土屋がファンに向かい深々とお辞儀をした際には、胸のポケットに入れていたクロのぬいぐるみが転げ落ちるというハプニングもあったが、イベントは終始、シリーズを支えてきたファンの温かな空気に包まれながら進行した。 今回の劇場版ではイリヤのメンタル面が成長しており、揺るがない想いが強く感じられるなかに、“かわいいイリヤ×アクションの激しいイリヤ”という“萌え×燃え”がテーマだと声を揃える。そんな“萌え×燃え”の表現を意識するなかでも、Fateらしさが出るようプラスアルファを考えながら制作を進めたそう。劇場版第2作となる本作では、ほぼ全編にわたって戦闘シーンが描かれるため、アクションも音楽もかなり頑張ったと、全員が胸を張った。 アフレコは、画が完成していない段階での作業だったが、本作ではいつも以上に戦いのシーンでの表現やアドリブの難しさをより強く感じたという。また、2月の終わりから3月にかけての収録だったため、キャスト陣の花粉症対策が大変だったことも明かし、さらに、コロナ禍でキャストが集まって収録できないという、苦労話も飛びだしていた。 しかし、本作は長きにわたりほぼ同じ座組でのスタッフ、キャスト陣が支えてきたシリーズ。だからこそ、普段とは違う状況下での収録であっても力を合わせて乗り越えられたと充実した表情を浮かべる。いつもはあまり叫ぶことのないイリヤだが、大きな声を出すシーンが登場する。イリヤにとって大きな変化を表現する大切なシーンだったため、力が流れてくるような雰囲気をイメージして、何度もテイクを重ねたそうだ。 大沼は本作冒頭の7カットくらいに自分のなかで原点回帰している部分があると告白。作品を観たファンのコメントをSNSでたくさんチェックしているけれど、そのシーンに触れているコメントを見かけてないと前置きし、リピート鑑賞する際には注目してほしいポイントの一つだと明かしていた。また、それぞれの推しキャラクターやお気に入りのセリフを尋ねられた3人。大沼は、美遊が士郎に対して劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」のエピローグ的な想いを語るシーンを、高橋が“イリヤとベアトリスの戦いのシーン”を、土屋がクライマックスで凛がイリヤを送り出すシーンとイリヤの「嘘つきさんには負けないよ…」というセリフを挙げた。 最新作が公開されたばかりだが、早くも3人の気持ちは先日正式に発表された続編へ向かっているよう。大沼は、終わらせ方も重要だが次回作をどのように始めようかを考えているという。すでに4、5の案があることも明かしていた。 参加した観客のほとんどが2回以上鑑賞のリピーターだった本イベント。劇場によって音の調整が違うことに触れつつ、立川シネマシティでは最終的なミックスを土屋をはじめ音響スタッフが調整したことをアピールし、迫力の違いを楽しんでほしいと呼びかけた。 最後の挨拶でも、次回作への思いと意気込みを語った3人。次回も期待してほしいという強い思いに、会場はこの日一番の大きな拍手に包まれイベントは終了した。なお、入場者特典第2弾の武内崇描き下ろしのミニ色紙の配布は、9月9日(木)までとなっている。とのこと。
プリヤがここまで成長するとは思っていなかった。Fateの名は伊達じゃないのかも知れない。この作品は今までの真面目なFateシリーズとは一線を置いて、時々笑わせてくれるのが大きな魅力だろう。今後に大きく期待が持てる一作だと思います。
そんなわけでまた後程。