配属ガチャ、初日に退職...超売り手市場の新入社員の現状 入社先に何を求める?

こんばんは。コーセーです。今日は5記事更新します。

 

今日の天気は雨。朝から降り続いた雨は、未明に止むようです。気温は17℃まで上がりました。明日は晴れて、一転27℃と、夏日を予報。急な気温の変化に注意が必要です。

 

さて、本題。

配属ガチャ、初日に退職...超売り手市場の新入社員の現状 入社先に何を求める?について考える

新年度が始まって3週間ですが、この4月に入社したばかりの新社会人がすでに続々と会社をやめています。 中には入社初日に退職した人もいます。超売り手市場とされる、現代の新入社員の現状についてみていきます。

2024年の新入社員の入社初日に、SNSでは、「入社初日にもう辞めたい」「初日でやめたい。自分じゃない感がすごい」といった投稿がありました。   大学で観光業を学び大手企業に入社したAさんは、4月1日に、会社に退職の意思を伝えたそうです。  Aさんは本社で研修を受けてから、現場に配属されました。3月から本社で研修を受けていましたが、「本社は活気があってやる気がある感じ。配属先は先輩に活気がなく、そのギャップに戸惑い」を感じたそうです。  Aさんは退職したその日に、別業種の次の会社に応募して、その翌日に面接を受けて採用が決まりました。  親には事後報告だったそうですが、「合わない場所で無理して働くよりいいんじゃない」と言われたということです。  美容業界に入社したBさんです。  Bさんは、入社前の会社説明会で、『身だしなみ自由』と説明を受けて入社しましたが、入社式で『髪の色が派手』だと指摘されて、式への出席を許されず、入社初日に退職を決めました。そして、退職代行というサービスを使って、退職しました。  退職代行サービス会社は、退職したい労働者本人に代わって、会社などに退職の連絡を行います。  退職代行サービス会社の代表は、「新卒からの依頼は、去年4月は20件だったが、今年は、18日までで139件に。退職理由のほとんどが入社前と後のギャップ」と話しています。  松岡アナの友人も、2024年4月に、大手企業に入社しましたが、入社前から転職サイトに登録していたそうです。

今、会社をすぐにやめる新入社員が増えています。入社はしましたが、希望していた部署に配属されなかったという理由でやめた人もいます。  Dさんです。2022年に神戸大学を卒業して、新卒で大手IT企業に入社しましたが、約2カ月で退職しました。退職した理由は、「いわゆる配属ガチャ。配属先が自分の希望していた部署とは違うものだったので、早期に退職を決めた」ということです。  Dさんが入社した理由です。  「スキルが身につく会社に入り、スキルを身につけることを目的に働きたい」と、入社前から配属先の希望とこだわりを伝えていたそうです。  ところが、Dさんの上司は、配属が決まった時、「そもそも、あなたが希望していた部署は、採用の枠としてなかった」と伝えてきたということです。  Dさんは、会社に対し、不誠実だと感じて、退社を決意しました。現在は、フリーランスマーケティングをメインに記事を執筆するなどしています。 Dさんです。 「今は、個人でも十分稼げる時代。いやな思いをしてまで、会社に残り続けなくてもいいと思う。自分は前向きな退社をしたと思う」

新入社員が退職する背景には、売り手市場という現状もあります。  有効求人倍率の推移です。求職者数に対する求人数の割合で、1を上回れば求職者数よりも求人数が多く、売り手市場ということになります。  一茂さんは、1988年にプロ1年目、プロ野球ですから特殊ですが、世の中はちょっと売り手市場でした。玉川さんは、1989年入社で売り手市場。羽鳥アナは、1994年入社で氷河期。廣津留さんと同年代の方が、大体新卒になったのが、2016年で、売り手市場。  新型コロナの影響で一時的に求人倍率が下がりましたが、最新の2023年は1.31倍と、また上がりつつあります。そして、松岡アナは、今年2024年入社しました。2014年以降は1を上回っているので、いまの20代は売り手市場で就職活動をしていることになります。  次に、いまの会社であと何年働くと思うか?というアンケートです。  2023年3月に卒業した新入社員が対象です。『3年以内』が24.1%で、『10年以内に退職予定』という人が49.1%でした。この調査の担当者は、「今は売り手市場で転職しやすい。終身雇用が当たり前ではない」と話しています。  今年の新入社員に、入社の決め手を聞きました。 運送会社の新入社員 「成長という面が強い。1年くらいはプライベートの時間より、会社に貢献して成長したい」 貿易会社の新入社員 「若いうちから、挑戦の場が多いと聞いた。若いうちに海外駐在など経験し、もまれて成長したい」 金融業界の新入社員 「金融知識を絶対につけないといけない環境に身を置いて、成長したい。若いうちに無理をしたい」 IT関連の新入社員 「20代のうちに色々なスキルを身につけ、早く一人前になりたい。多少大変でも、成長できるなら、今の職場で頑張りたい」

若手が成長できる企業では、どんなことをしているのでしょうか?『20代の成長環境』の評価が高い企業ランキングです。  1位のネットプロテクションズは、2000年創業、2024年の新入社員は27人。  若手が成長しやすい環境作りとして、経験不足の若手社員のサポートなどを行う『カタリスト』という役割を設置しています。この『カタリスト』がサポートすることで、若手が企画案を提出し、事業として成り立てば、若手中心で企画が進みます。  ネットプロテクションズの新入社員は、「自分の力をつけられるような制度や環境を実際に取り入れていると感じた。同じ1年でも、3倍も5倍も成長できると思う」と話しています。  5位の琉球銀行は、1948年創業と、5位までの企業の中で最も古いです。  2024年の新入社員は98人。2019年から独自の研修プログラムを実施していて、人事研修・現場研修を合わせて、年間70~80日間行っています。  また、新入社員に資産運用や融資など、2年目以降に行う業務を前倒しで研修しています。 琉球銀行人事部の担当者です。 「現場に任せると、目の前の業務を新入社員に覚えさせることに重点を置いてしまうが、人事部はその先のキャリアを意識した研修を行う。新入社員からすると、その職場で自分がなりたい姿を見ることができ、働きがいのある職場になっているのでは」  琉球銀行の新入社員は、「転職が当たり前になっている中で、1年目の手厚い研修制度など土台の部分から作ってくれる企業は、すごく魅力的に感じた」と話しています。とのこと。

 

折角新卒で入った会社を、入社間もなく辞めてしまうのは、ちょっと勿体ないのではないだろうか?転職を繰り返している身からすれば、そう思う。色々なガチャが存在するが、配属ガチャと来たか…こればかりは、もう仕方ないと思う。自分の活躍出来ると思う会社で、働けることが一番だが、その機会に巡り合うのが難しいのも事実。どんな環境であれ、生活していくのに困らなければ、それで良いと思います。

 

そんなわけでまた後程。

 

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