給食時間、短くない? わずか15分の学校も ただ部活動時間や昼休憩削り、さらに教員の働き方も絡んで延長難しい現実

こんにちは。コーセーです。

 

今日の天気は晴れ。朝は少し曇ってましたが、今は良く晴れています。気温は高く、33℃を予報。明日も晴れて31℃を予報。異例の残暑はもう少し続く予報。体調管理注意

 

さて、本題。

給食時間、短くない? わずか15分の学校も ただ部活動時間や昼休憩削り、さらに教員の働き方も絡んで延長難しい現実について考える

「中学校の給食を食べる時間、短くないでしょうか」。広島市安佐北区の40代女性から疑問の声が編集局に寄せられた。市立中に通う娘が「15分ほどしかなく、十分食べられない。もう少し時間があればお代わりができて食べ残しも減るのに」と訴えているという。学校のランチタイム事情を調べてみた。

女性の娘が通う同区の中学校を訪ねた。校長によると、給食の時間は全体で35分間ある。ただし、生徒が食缶や器を教室に運んで盛り付けるのに15分かかる想定で、食事時間は20分だ。準備が長引けば、食べる時間は20分未満になる日もあるという。

 記者が訪ねた今月上旬、給食終了のチャイムまでに食べ終えていない生徒は各教室に1、2人いた。続く休憩時間(15分)にも食べられるが、午後の授業開始までに食缶や器を返す必要があり、余裕はない。

 この学校の給食時間が極端に短いわけではないようだ。広島市教委の手引きによると、準備や片付けを除く標準的な「食事時間」は中学校で20分。これを参考に各校が決めており、15分に設定している学校もある。

 健康教育課の村上早苗課長は、標準を20分にした理由を「大半の生徒が食べ終え、早く食べた生徒が片付けまで待てる時間」と説明する。学校側には「時間のかかる生徒が安心して食べられるような声かけなど、配慮も大切だ」と付け加える。

 広島県内のいくつかの市に尋ねても、広島市とほぼ同じ時間だった。一方でこんな調査結果も。三原市教委による2021年度のアンケートで、給食を「全部食べている」としなかった中学生は47・3%に上った。複数回答で理由を尋ねると「食べる時間がない」が28・2%。時間が足りないと感じている生徒は確かに一定にいるようだ。

ただ、取材を進める中で、給食時間の延長が難しい現実も見えてきた。広島市立中では、弁当やデリバリー給食から温かい給食への切り替えに伴い、新たに約10分の配膳時間を確保している。各校は部活動の時間を短くしたり昼休憩を削ったりしており、その上に食べる時間まで長くするのは簡単でないという。  さらに、一日の時間配分は教員の働き方にも絡む。別の中学校の校長は「昼休みや放課後は教員の法定の休憩時間に充てている。労務管理上、削りにくい」と打ち明ける。今でも早い朝のスタートを10分前倒しにすれば、わが子を保育園に預けてから出勤する教員の負担になる。  給食時間を延ばすのがこれほど難しいとは予想外だった。ただ、食べ切れない生徒が何人もいるようでは健康面でも心配になる。食事時間は何分が妥当か、延ばすならどう時間をひねり出すか。各校によって事情や課題は異なる。生徒会やPTAも交え、快適なランチタイムについて議論してみてはどうだろうか。とのこと。

 

確かに15分という給食時間は、短いように感じる。勿論、教員の休憩時間を考慮すれば、確かに必要な時間なのかも知れない。それでも、時間が短く完食が出来ないというのは、大きな問題だ。食べるスピードが遅い子もいる。それもまた事実。給食の時間を、もう少し延ばしても良いのではないだろうか?

 

そんなわけでまた明日(゜゜)

 

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