「僕がアニメ好きでなければ妹は…」京アニ事件遺族、講演続ける思い

こんにちは。2度目のコーセーです。今日はこれが最後の更新です。

 

早速本題。

「僕がアニメ好きでなければ妹は…」京アニ事件遺族、講演続ける思いについて考える

2019年に京都市伏見区で発生した京都アニメーション放火殺人事件で犠牲となった渡辺美希子さん(当時35歳)の兄勇さん(44)が母達子さん(72)とともに15日、同市南区のホテルで講演した。勇さんは「僕がアニメを好きでなければ、妹は亡くならなかったかもしれない」と語り、事件直後の胸中や未来への思いを語った。

2人が登壇したのは府犯罪被害者支援連絡協議会の通常総会。犯罪被害者を支援する機関、団体の所属者ら約170人が集まり、耳を傾けた。

 勇さんが事件の発生に気づいたのは、仕事中にLINE(ライン)の家族グループに届いたメッセージ。連絡を受けた当初は「まさか自分の身内にこんなことが起きるはずがない」との思いが強く、妹の無事を信じ、家族に幼い子どもがいたこともあって滋賀県の自宅で連絡を待つことにした。しかし、妹との連絡がつかない中、死者の数が発表され、生存を絶望視せざるを得ない状況下で最も望まない妹の死を知らされた。今になっても言い表すことのできない感情に襲われたという。

 勇さんと美希子さんはよくアニメの本を共有した。「自分がアニメ好きでなければ、妹はこうならなかったかもしれない」と、7月で発生から4年を迎える今も自分を責めてしまうという。

 事件後に滋賀県警からカウンセリングの受診を勧められたときは、自分が正常な精神状態ではないと認めているようで断ったという。しかしその後、原因不明の熱が続き、医師に事件の影響による自律神経の乱れと診断された。カウンセリングを受けて「母やもう一人の妹などに話すことができないことも吐き出すことができた。自分が何に悩んでいるのかがわかり、ありがたかった」といい、カウンセリングを受けるための精神的なハードルが下がることを望んだ。

 人から恨まれるようなことをしていない妹が、全く関わりがない人物が起こした犯罪でなぜ亡くなったのか。それを考えると自分と周囲の幸せだけ願っていては、いけないと思うようになったという。

 「どこまで影響を与えられるかわからないけれど、社会全体を良くしていかないと」との思いから、孤立や孤独が背景にある事件が増えている今、「大丈夫か」と声をかけ合える社会にしていけるよう、講演を続けている。とのこと。

 

どうか自分を責めないで下さい。渡辺美希子さんは素晴らしい方で、この方がいなければ、京アニの素晴らしい美術技術はなかったと思っています。ご自身がアニメを好きでなければ、妹さんは京アニを目指すことはなかったと思います。亡くなられたのは残念ですが、妹さんはきっと幸せだったと思います。

 

そんなわけでまた明日(;_;)/~~~

 

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