タンタン、元気になって 神戸のパンダ 回復願う声が1万件超

こんばんは。8度目のコーセーです。

 

早速本題。

タンタン、元気になって 神戸のパンダ 回復願う声が1万件超について考える

20年余にわたり神戸の街に愛され続ける雌のジャイアントパンダ「タンタン」に、心臓疾患が判明し、全国から励ましや回復を祈る声が1万件以上寄せられている。異変発覚から約3カ月。食欲が減り、苦い薬を吐き出すこともあるが、飼育する市立王子動物園(神戸市灘区)などが、全力で治療にあたっている。新型コロナウイルスの感染拡大による休園で、愛くるしい姿を見ることはできないが、同園は「また元気な姿を見せられるよう体調管理に努めたい」としている。

タンタンは中国四川省出身の25歳で、人間なら70代に相当する。繁殖研究と阪神大震災(1995年)からの復興を後押しようと、4歳だった2000年7月、3歳の「初代コウコウ」と同園に来た。繁殖能力が低いとして02年に帰国したコウコウの代わりに来日した7歳の雄「2代目コウコウ」との間で人工授精を進めたが、07年に死産、08年に誕生した子供は3日後に死んだ。  中国側との貸与契約を2度延長し、20年7月に期限を迎えたが、コロナの影響で中国・成都への直行便が運休しているため、返還協議はストップしている。  タンタンに異常が確認されたのは1月23日、閉園後の健診だった。聴診で脈拍が平常より高く、不整脈が分かった。健診は10年ほど前から週2回、獣医の立ち会いで行い、近年は高齢のジャイアントパンダに多い心臓疾患、高血圧、歯のすり減りなどを意識的に調べていた。同園の谷口祥介獣医は「これまでに全くない兆候だった」と振り返る。  中国ジャイアントパンダ保護研究センターに相談し、聴診を1日2回に増やすなど、細かく確認した。2月9日以降は治まったものの、3月23日に症状が再発。24時間のビデオ撮影から運動と餌の竹を食べる時間が半減し、睡眠時間が数時間増えたことが分かった。  4月19日、同園は「心臓疾患の疑いがある」と公表した。連携協定を締結する大阪府立大と協力し、同21日に精密検査を実施。加齢などで心臓の収縮力が低下し、不整脈が出ている可能性が判明した。血管を拡張する錠剤を1日1回、リンゴやブドウの中に入れて飲ませ、同24日からは心臓の動きを助ける「強心薬」も追加している。薬は苦く、気づいて吐き出してしまうこともあるという。  同園は公式ツイッターで「元気に過ごせるよう努める」と投稿したところ、1万件以上の反響があった。手紙などでも「タンタンが心配だが、コロナで会いに行けない。早く元気になってほしい」などと励ましの声が寄せられている。  緊急事態宣言に伴い同25日から休園しているが、動画や写真で器用に竹を食べ、寝転がるタンタンの日常を投稿している。谷口獣医は「タンタンは他のパンダに比べて手足が短く丸々とかわいらしい。穏やかでおっとりとした性格から『お嬢様』と親しまれている。今のところ体調は悪化しておらず、休園中も元気に過ごす姿を見てもらいたい」と話す。  タンタンの大ファンで返還期限を控えた20年7月に東京都から移住してきた同市灘区の佐藤寧子さん(46)は休園期間を除き、ほぼ毎日、同園に通っている。佐藤さんは「4月上旬ごろから動きが鈍くなっていた」と心配し、「早く病気が良くなってほしいけど、中国には帰ってほしくないな」と話していた。とのこと。

 

疾病を患ったのなら、最期はゆっくりと余生を過ごして欲しいと思う。中国への返還が話にあがっているが、移動に際して身体に大きな負担がかかると思われる。最期まで日本に居て欲しい。そう願うのはエゴだろうか?生まれ故郷よりも、育った日本に居て欲しい。個人的な願いが、届くと良いな。

 

そんなわけでまた後程。

 

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