校長には内緒の“もう一つの卒業式” 涙止まらず「教師をしてきてよかった」

こんにちは。4度目のコーセーです。

 

早速本題。

校長には内緒の“もう一つの卒業式” 涙止まらず「教師をしてきてよかった」について考える

3月は別れの季節でもあった。卒業式と同じ数のさまざまな別れがある。先週の本紙投稿欄「こだま」に柏原中学校(福岡市南区)の卒業式が紹介されていた▼学校を訪ねてビデオを見せてもらった。「巣立ちの歌」「旅立ちの日に」を歌い、式次第が尽きたところで生徒会長が立ち上がる。「すみません、少し時間をください。校長先生が退職されます。最後の卒業生として…」▼校長には伏せていた“もう一つの卒業式”が始まった。手を引かれて壇上に上がった妻鳥幸子校長に感謝状を贈った。「時に厳しく、時にやさしく、教えてくださいました」。花束を贈り歌を添えた。207人の卒業生全員で歌った。♪仰げば尊し わが師の恩…▼校長は涙が止まらない。来賓席で目頭を熱くしたと「こだま」投稿者は書いている。卒業生の目にも光るものがあった。その日2度目のあいさつを妻鳥さんは「36年務め、つらいこともありましたが、教師をしてきてよかったと、きょうほど思ったことはありません」と締めた▼「仰げば尊し」で送ることを含めて全部、生徒会で話し合って決めたという。自分たちが送られる式で歌う歌と一緒に2週間かけて練習した。そんな話を先生から聞き、校長室をのぞくと-▼机の周りを整理しておられた。卒業式の翌日に1、2年生の何人もから「きのうの式、よかったですね」と言われたそうだ。校庭では桜が咲き始めていた。

新型コロナ禍で迎えた今年の卒業式。感染対策で規模を縮小しても忘れ難い晴れの門出だ。福吉中(福岡県糸島市)では、古藤浩二校長が「人生に無駄なことは一つもない。コロナ禍を乗り越えた中学生として、自信を持って一歩を踏み出してほしい」。卒業生の吉村紗希さんは「これから先、たくさんの困難に出合うかもしれないが、みんなの支えや思い出が後押ししてくれる。また会う日まで、別々の場所で頑張っていきましょう」と涙ぐんで。とのこと。

 

素敵なサプライズだと思います。卒業生と共に、校長も卒業することになるためもう一つの卒業式が開かれたことはとても素晴らしいと思います。校長も、決して楽な仕事ではないでしょう。それを続けて来た、やりがいがあると思います。卒業生及び校長に素敵な未来が訪れると良いですね。

 

そんなわけでまた後程。

 

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