地上波とパッケージで演技が変わる!? 規制ギリギリを攻めるHEROアニメ『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞&加隈亜衣インタビュー

こんばんは。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

地上波とパッケージで演技が変わる!? 規制ギリギリを攻めるHEROアニメ『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞加隈亜衣インタビューについて考える

ジャンプSQ.』で好評連載中の大人気漫画『ド級編隊エグゼロス』が2020年7月3日(金)からTVアニメシリーズとしてTOKYO MXほかにて放送がスタートする。本作は人間のエロスの源「H(エ)ネルギー」を吸い取ることで少子化エスカレートさせて、人類を緩やかに滅ぼさんとする侵略者・キセイ蟲と戦う正義のHERO・エグゼロスの戦いを描いたバトルアクション超大作だ。放送に先駆けて、主人公・炎城烈人(えんじょう れっと)を演じる松岡禎丞とヒロインの星乃雲母(ほしの きらら)を演じる加隈亜衣に本作の魅力を語ってもらった。

ーー まずお二人が思う『ド級編隊エグゼロス』の魅力からお話いただけますでしょうか? 【 松岡禎丞 】 最初に言っておきたいのは、『ド級編隊エグゼロス』はセクシーな要素ばかりが注目されがちですが、この作品において、エロは結果でしかない、ということです! 【 加隈亜衣 】 (笑)。 【 松岡 】 この作品を象徴する「HERO(ヒーロー)はH(エッチ)とERO(エロ)でできている」という文言の通り、熱さの副産物としてエロがあるだけなんですよ。 【 加隈 】 セクシーな描写は魅力ではありますが、他にもいろんな要素が詰まってて、友情だったり、成長だったり……。 【 松岡 】 「どうせエッチなアニメなんでしょ?」って思っている人は、まずは一話を見てください。一話を見ていただければ、この作品が決してエロいだけのアニメじゃないことがわかってもらえるはずです。 ーー 作品が持つ熱さや登場人物たちの友情に成長にも注目ですね。お二人はそれぞれ高校生の烈人と雲母を演じるにあたって、どんなことを意識されましたか? 【 松岡 】 高校を卒業してもうかなり立つので、等身大でそのまま演じることはできませんが、あの頃の多感で純粋な気持ちを思い出しながら演じています。 【 加隈 】 雲母は素直な子なんですが、トラウマもあって素直になりきれない子なので、そういう不器用さというか、ちょっとせつない想いを大事に演じたいと思っています。 【 松岡 】 なんだかんだ言って烈人のことが好きなのが隠しきれてないところが可愛いよね。傍から見たら、誰でも「ああ、烈人のことが好きなのね」ってわかっちゃう(笑)。 【 加隈 】 「好き」って言葉に出してないだけ(笑)。 【 松岡 】 そう。でも、そんな素直な気持ちを隠しきれていないところが可愛いんですよ。 【 加隈 】 あとは、セクシーなシーンも本人からすると恥ずかしいはずなので、リアルになりすぎない範囲で、ちゃんと恥ずかしがっていることを表現できるように心がけています。恥ずかしがって、あわあわしているところを可愛く思ってもらえたら嬉しいですね。 ーー 松岡さんは雲母の「素直な気持ちを隠しきれていないところが可愛い」とおっしゃっていましたが、加隈さんは烈人のどんなところに魅力を感じますか? 【 加隈 】 真っすぐで、純粋で、そんな気持ちを行動に移せるところが好きですね。雲母を演じている立場を抜きにしても、私自身、烈人って結構タイプだなって思ってます。だから、烈人が他の女の子とイチャついているのを見るとジェラるんです(笑)。 【 松岡 】 ジェラシーを感じるの? 【 加隈 】 雲母もそうだと思います。学校で冷たい態度をとっちゃって反省していたとしても、烈人は家に帰ったら、可愛い女の子たちとハプニングおこしたりしてるんだと思ったら、反省していたことよりも、そんな烈人に腹が立っちゃう(笑)。

ーー 実際にアフレコに参加されてみていかがでしたか? 【 松岡 】 一番、驚いたのが「必殺技を放つと同時に気持ちよくなる」という設定です。そんな設定があるとは知らずに最初のアフレコに臨んだのですが、現場で設定を聞いて「はい? どういうことですか?」っておもわず聞き返してしちゃいました。 【 加隈 】 松岡さんはトップバッターでそれをやられたので……大変でしたよね? 【 松岡 】 大変でしたよ。何度やってもなかなかOKが出なくて、音響監督さんから「もうちょっと攻撃に比重を置いて」とかって指示があったりしたのですが、バランスをとるのが本当に難しかった。 【 加隈 】 松岡さんが最初にやってくれたから、私たちは参考にすることができたけど……。 【 松岡 】 僕がやった時はお手本もなかったし、誰も答えがわからない状況でしたからね。 ーー 必殺技もそうですが、コメディとシリアスのバランスも難しい作品ですよね。 【 加隈 】 そうですね。でも、原作があるので、原作の絵を見ながらキャラクターの表情を参考にバランスをとっていました。セクシーなシーンとかだと、どちらかというと女性キャストより男性キャストのみなさんが苦労されていた印象があります。女性キャストよりも男性キャストに対する”音”へのこだわりがすごくて……。 【 松岡 】 烈人たちが飼っているルンバっていう犬が出てくるんですけど、ルンバがペロペロって舐める時の音を「水っぽさのあるパッケージ用と、水っぽさのない地上波用を録ります」って言われて(笑)。ルンバを演じる岸尾だいすけさんがすごい演じわけをされているので、両方見てほしいですね。 【 加隈 】 松岡さんもパッケージ用と地上波用の演じ分けが大変そうですよね。 【 松岡 】 本当に大変です。一話で岸尾さんがやられた後に「来るだろうな」と予想はしてましたが……。僕はテストでいつも全力でフルでやっちゃうので、それをやった後に「地上波用にもう一パータンください」とかってなると、どこまで抑えればいいのか、すごく迷いますね。規制のギリギリを攻めたくなるので(笑)。 【 加隈 】 現場ではここで言えないような言葉も飛び交ってたりします。 【 松岡 】 みんなどんどん羞恥心がぶっ飛んで行ってる感じです。 【 加隈 】 音響監督さんも最初は、言葉を置き換えてくれていたのですが、だんだんストレートに言うようになってきて……。 【 松岡 】 それにつられて僕たちもね(笑)。 【 加隈 】 作品に付随した会話から、気づいたら「裸で町を歩くのって大丈夫なのかな?」とかって話をするようになってました。 【 松岡 】 ダメに決まってるのにね。リアルでやったら捕まるから。

ーー 『ド級編隊エグゼロス』のもう一つの魅力は、個性豊かなキセイ蟲と呼ばれる敵の存在だと思いますが、キセイ蟲についてはいかがでしょうか? 【 松岡 】 いや~、すごいですよ(笑)。 【 加隈 】 びっくりするぐらい豪華なキャストです。あまりしゃべらないキセイ蟲も出てくるのですが、そんなキセイ蟲をみなさんが驚くような声優さんが演じられています。エンディングのテロップでぜひ確認してみてください。 【 松岡 】 あとは、キセイ蟲たちの演技ですよね。後半パートに入るところで、キセイ蟲が自己紹介するようなシーンがあるのですが、そこは基本アドリブなんです。そこは必見ですね。 【 加隈 】 最初にキセイ蟲を演じた伊藤 静さんの影響が大きいですよね。 【 松岡 】 キセイ蟲の鳴き声だったり、キセイ蟲が退治された時の……なんて表現したらいいんだろう? 【 加隈 】 捨て台詞? 【 松岡 】 捨て台詞も伊藤さんが最初に演じものがベースになっていて、後からキセイ蟲を演じる声優さんたちが、伊藤さんの演技を継承してどんどんすごいことになっていってます(笑)。

ーー 『ド級編隊エグゼロス』は、”Hネルギー”と呼ばれるエネルギーを増幅させて戦う作品ですが、お二人なら異性のどんなところに魅力を感じて、エネルギーを増幅させますか? 【 松岡 】 え? どこまで言っていいの?(笑)。 【 加隈 】 (笑)。 【 松岡 】 僕の場合、二つあって対象が有機物か無機物で変わります。って、僕は何を言おうとしてるんだろう。 【 加隈 】 聞きますよ(笑)。 【 松岡 】 対象が女性の場合はタイトスカートとかうなじとか……。 【 加隈 】 タイトスカートは似合わないと思うけど、もし雲母がタイトスカートをはいてたら? 【 松岡 】 長い髪も好きなので、雲母の髪が長くてタイトスカートをはいていたら、ジェラると思います(笑)。 【 加隈 】 ジェラるって言わないでください(笑) 【 松岡 】 印象に残ってたから(笑)。有機物以外だと、僕は車の部品が好きなので、「タイヤを噛みたいな」とか「クランクシャフトを舐めたいな」とか……。 【 加隈 】 何をおっしゃっているのか全然、わかりません(笑)。 【 松岡 】 加隈さんはどうなんですか? 【 加隈 】 私は男女問わず指や爪に目が行きます。ささくれとかあってもいいし、すごく整っていたりしなくてもよくて、その人らしさが指に出ていると目を奪われますね。 【 松岡 】 ピアニストとかギタリストとか? 【 加隈 】 そうですね。あまり鍛えすぎている指よりも、動きが奇麗だったりすると好きです。

ーー 松岡さんは炎城烈人として、加隈さんは星乃雲母としてオープニング曲とエンディング曲をそれぞれ担当されていますが、それぞれ楽曲を担当されてみていかがでしたか? 【 松岡 】 僕が参加したオープニング曲「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人」は、古き良き時代のオープニング曲といった感じです。個人的には、プロのアーティストさんとコラボレーションさせていだたくというありがたい機会をいただき、すごくプレッシャーも感じましたが、『エグゼロス』らしい楽曲になっていると思います。 【 加隈 】 気持ちいい叫びですよね。聞き心地がよかったです。 【 松岡 】 ちょっとだけ裏話をすると、最初にアーティストさんが全部歌ってくださった仮歌をいただいたのですが、聞いてみたら僕が担当するパートに英語の歌詞があったんですよ。アーティストさんは、めちゃめちゃネイティブな発音で歌われていて、「ウソでしょ、これは僕にはできないよ」と震えました。 【 加隈 】 ネイティブな英語を聞いちゃったんですね。 【 松岡 】 実際の収録では、英語にカタカナを振りながら、できるだけネイティブを意識して歌いましたが、収録の時、何度も「何でココを僕に歌わせるの?」って思ってました(笑)。 【 加隈 】 私が星乃雲母として歌うエンディング曲の『Lost emotion』は、雲母の心情にすごく寄り添った歌詞なので、セリフを読んでいる感覚で自然に歌うことができました。曲調的にはさわやかだけど、ちょっとせつなくもあり、『エグゼロス』らしさもあって、エンディングらしいエンディング曲になっていると思います。 【 松岡 】 本当に「雲母だなぁ」って思えるいい曲ですよね。実際に聞いてみて、あらためて「雲母っていい子だよなぁ」と思いました。 【 加隈 】 フルバージョンでは、放送で流れるバージョンよりもより『エグゼロス』らしい歌詞もでてきますので、ぜひフルバージョンも聞いてほしいです。 ーー 加隈さんは7月からこの作品のwebラジオも担当されるとのことですが、どんなラジオにしたいと考えられていますか? 【 加隈 】 まだ何も聞いていないので、実際にどんな番組になるかわかりませんが、『エグゼロス』のラジオなので楽しい番組になることは間違いないと思います。キャストが豪華なので、ゲストにも期待して欲しいです。 【 松岡 】 僕もゲスト蟲として出演するかもしれません(笑)。 【 加隈 】 松岡さんがキセイ蟲として出演するんですか?(笑)。烈人としてではなくて? 【 松岡 】 烈人としてなにかコーナーとかもやってみたいけどね。攻めすぎたコーナーになりそう。 【 加隈 】 アニメを見て、作品について語りたくなっても、作品の性質上、なかなか大きな声で感想とかを言いづらいと思いますので、ぜひラジオもアニメの放送にあわせてリアルタイムで聴いていただき、作品の感想を送っていだたけたらと思います。 ーー 最後に放送を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。 【 松岡 】 冒頭でも話しましたが、ただエッチなだけのアニメではありません。一話を見ていただいたら、僕たちが本気で世界を救おうとしていることがわかるはずです! 僕たちが真っ裸になって戦う熱い気持ちを感じてください! 【 加隈 】 セクシーなシーンはもちろん、熱い気持ちや友情に成長と様々な要素が詰まった作品です。設定も深くて、ストーリーが進んでいくと、「ああ、そういうことなんだ」と気づくこともたくさんあります。本当に見所が多い作品ですので、楽曲やラジオといった周辺展開も含めて、楽しんでいただけたらと思います。とのこと。

 

長々となりましたが結論、エロイだけのアニメではないということ。取りあえず面白そうだと思ってチェックしてた今期の作品です。第1話から飛ばすアニメだという印象を受けました。今後の展開が注目されます。

 

そんなわけでまた明日(´ー`)

 

news.yahoo.co.jp