ブーケトスは余計なお世話? 招待状に謝辞も…「結婚式はジェンダーバイアスだらけ」新婦の訴え

こんにちは。3度目のコーセーです。

 

早速本題。

ブーケトスは余計なお世話? 招待状に謝辞も…「結婚式はジェンダーバイアスだらけ」新婦の訴えについて考える

「今まで生きてて、短期間でこんなにジェンダーバイアスを感じたのは結婚式が初めてだった」

Xに投稿したのは、7月13日に結婚式を挙げたばかりの起業家、朝比奈ひかりさん。 ジェンダーバイアスとは、「男らしさ」「女らしさ」など男女の役割を勝手に決めつけてしまう偏見のこと。朝比奈さんは「男だからこう・女だからこうあるべき」という決めつけを結婚式を通じ、かつてないほど浴びたという。  「半年間の準備期間、夫婦共に疑問を抱いたり、モヤモヤすることが多かった」

例えば、結婚式の定番イベントとされているブーケトス。しかし朝比奈さんら夫婦は、ある違和感を覚えブーケトスはやらないという決断を下した。  「まず結婚している人は参加できず、ある意味で独身女性を炙り出すという形にも違和感があった。そして、『キャッチできたら次に結婚できる』というのも、かなり余計なお世話だと」  そして、結婚式の招待状。朝比奈さんはスマホなどで見られるWEB形式で作成し、参列者からは出欠の返事がしやすいと好評だったそうだが、ここでも思わぬ違和感に直面した。    「ウェブ招待状を作った自分の自己紹介を上にしていたところ『一般的には男性が上ですが、いいんですか?』などと確認されたことが気になった」  こうした“一般的”とされている決まりごとを1つずつ知っては自分たち夫婦らしい形に作り替えていった朝比奈さんだが、調整に一番難航したには「謝辞」だった。  「『新郎と一緒に私もしたい』と司会者に話したときに、私も感謝を伝えたいのに『新郎が言った方が締まる』と言われたことにショックを受けた」  いわゆる「結婚式の当たり前」を丁寧に軌道修正していった朝比奈さん。側にいた夫の反応は…  「終始、私は『これはおかしい!』とキレ散らかしていたのだが、しっかり向き合いながら、『これは本当におかしいと思うから、僕たちの結婚式ではしっかりやろうね』などと話し合いができた」  結婚式が終わった今、朝比奈さんの夫はこんな感想を持ったという。  「全体を通して『二人の代表は新郎』という圧を強く感じた。式の準備中は、新婦が『こんな結婚式にしたい』というイメージを担当者と擦り合わせを行っているにもかかわらず、最終的に新郎側に許可を求めるようなニュアンスの場面が多くあった。新郎新婦のバイアスに加えて新郎の父が一番上、親族の配席などで家父長制を強く意識させられた。『現在の感覚とあまりにかけ離れているのではないか』と感じた」(朝比奈さんの夫)  とはいえ、朝比奈さんにとって、結婚式そのものはとても良い思い出になったという。  「結婚式は挙げてよかったと心から思っている。人からお祝いをしてもらって、私の幸せをみんなも幸せと思ってくれていることにエネルギーを感じた」  朝比奈さんは他にも結婚式の常識に疑問を抱いており、ご祝儀は「PayPay」で、写真はGoogleで共有、お互いに名字を変えることに抵抗があり事実婚を選択したという。  株式会社トキハナによる結婚式や結婚に関するXでの調査では、20代のおよそ半数の48%が結婚式で性別に関する偏見を感じたことがあると回答している。さらに、58%が「家父長制、男尊女卑が染みついた結婚式のプログラムは変化させるべき」と回答している。  調査を行ったトキハナは「これまでの慣習を否定することでも、その慣習にそった結婚式をやったおふたりを否定することでも断じてありません。結婚するふたりが意思をもって選んだ内容であればゲストはその選択をしたふたりを祝福することでしょう。必要なのは選ぶことだとトキハナは考えます」とコメントしている。とのこと。

 

ジェンダーバイアスは、残念だが未だに根強いものがある。結婚式場など、多くの場でそれらを見かける。時代錯誤も良いところだ。こういうのが、蔓延るのは残念な気持ちになる。一度、見直す機会があっても良いと思う。

 

そんなわけでまた明日(--〆)

 

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