子猫を殴りつけ死なせる→虐待の男性に罰金70万円 譲渡したボランティアの嘆き「信用してしまった自分の愚かさに腹が立つ」

おはようございます。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

子猫を殴りつけ死なせる→虐待の男性に罰金70万円 譲渡したボランティアの嘆き「信用してしまった自分の愚かさに腹が立つ」について考える

沖縄区検が9月26日付けで、沖縄県うるま市の自宅アパートで子猫2匹を繰り返し殴打するなど虐待して死傷させたとして、当時ホテル従業員の20代男性を動物愛護法違反と器物損壊の罪で略式起訴し、その後、男性は罰金70万円の略式命令を受けていたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によると、2022年2月初旬、猫の保護活動をしている個人ボランティアが、地域の情報サイト「ジモティー」を通じて子猫の譲渡を希望する男性に出会ったとのこと。まずは譲渡に先立ち子猫との相性を見るトライアルを行うため、男性に子猫2匹を引き渡したところその直後に事件が起きました。子猫は兄弟で、命を落としたのがチャムくん、大けがをしたのがヨリくん。当時2匹は生後約3カ月でした。当時のことをボランティアはこう振り返ります。

「2月3日、妹と2人で環境調査のために里親候補の男性に会ったんです。脱走防止の対策や先住の子猫を見て、また同居する人がいると申告があったり…最終的に優しそうな人物だと判断。保護猫2匹をトライアルで引き渡しました。いつもは最初、私の自宅に来てもらいますが、彼は東京から仕事のために転入したばかりで車がないということでした。私の家まで来てもらうようお願いしにくかったため、私の方から出向きました。

トライアル期間中はLINEなどで状況報告をするようお願いしたのですが…その日夕方になっても連絡がなかったので、不安になりジモティーサイトに連絡したり、本人にも電話して、ようやく翌日の昼過ぎに連絡が取れたんです。男性は、夜連絡できなかったことに『猫が怖がっていて、おもらしをしてお尻を洗っていた』と答え、写真を送ってきたんです。そこに写っていたのは血が付いたチャムの姿…これは危険な状況だと思い、すぐにトライアルを終わらせてチャムたちを返してもらおうと夫とともに男性の自宅へ向かいました」

男性の自宅に到着したところ、室内にはキャリーの中に横たわり、お尻から血を流していたというチャムくん。そこにはヨリくんも一緒にいました。「返さない」と言われないよう、とりあえず男性を責めるようなことは一切言わず。ボランティアは「おもらしなどをして大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございません」と謝罪の言葉を口にしながら、チャムくんたちをキャリーごと受け取り、急いで車中で状態を確認しながら帰宅。移動中、ぐったりするチャムくんの体をヨリくんが一生懸命なめていたそうです。

「連れ帰った日は既に夜だったので病院に連れていけず、翌朝に病院へ行くつもりでした。でも帰宅後、チャムは血を流したままのたうち回り、夜中に息を引き取りました。夜が明けてかかりつけの動物病院に行き、診察そしてレントゲンを撮ってもらったところ、チャムの死因は肺に開いた穴でした。獣医師によると、肺に穴が開くほど殴られたり、壁に叩きつけられたりされた可能性があり虐待が疑われるとのこと。ヨリも片足を粉砕骨折し、手術のため入院することになりました」

翌日、愛護センターと、虐待が疑われるため動物病院から最寄りの沖縄県警石川署に通報したといいます。

「石川署の担当の方が自宅に来て、チャムの遺体を確認してくれました。虐待が疑われる際の解剖をしてくれるという日本獣医生命科学大学の研究室で検死解剖をしてもらえないかと、署の担当者にお願い。その後遺体を引き取っていただき、大学に送っていただくことができました。結果、1日室内で過ごした中では起こりえないけがの状態で虐待も考えられるというものでした。ただその結果が男性を虐待犯であると決定づける証拠にはならないと言われてショックを受けました」とのこと。

 

ボランティアで譲渡会を開いている方は、ショックが大きいでしょう。抵抗出来ないのを良いことに、虐待をして死なせるとは、あまりにも卑劣ではないでしょうか?動物は物扱い。この定義を直すところから始めない限り、今後もこの様な悲しいことが後を絶たないと思います。動物愛護法を見直して、厳罰を科して欲しいと思う。

 

そんなわけでまた後程。

 

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