回転ずしのガリにタバコに吸い殻…ついに「迷惑動画」騒動から“動画ナシ”の迷惑行為へ拡大

こんにちは。3度目のコーセーです。

 

早速本題。

回転ずしのガリにタバコに吸い殻…ついに「迷惑動画」騒動から“動画ナシ”の迷惑行為へ拡大について考える

回転ずし大手『すし銚子丸』が、2月4日に共用のガリの箱の中に電子タバコの吸い殻が混入していることが判明したと発表した。すでに警察が捜査をしているという。

今後は共用の食品や醤油、食器などは客の案内のたびに従業員持参し、帰りに安全確認をすることを徹底するという。

こういった騒動は過去にも定期的にSNS上に浮上してきたが、ここまで大きな騒動になったのは初めてではないだろうか。昔はツイッターを“バカ発見機”や“バカッター”などと揶揄していたが、最近ではTikTokなどでも拡散されることが多い。

「“いいね”やリツイートなどでどんどん拡散されていき、トレンド入りしたり、再生回数によってはフォローしていなくてもオススメ動画に出てきたりするので一度SNSに流れたら止めることは不可能に近い。まさに“デジタルタトゥー”です。仲間内だけで閲覧するために撮影したとしても、もし“裏切り者”がいればネットに流されるケースがある。

しかも今は話題になっているため、バズりやすいので承認欲求も満たされる。絶対にふざけて迷惑行為をして撮影などしてはいけないです。SNSはテレビと違って、モザイクなし、さらに実名や学校、職場も特定されてしまう。人生を棒に振ることになりかねない」(ITジャーナリスト)

大きく人生を変えてしまうかもしれない迷惑動画。このムーブの発端となったともいえる、スシローの“ペロペロ少年”について、「ポストセブン」は“自主退学”したことを報じた。少年も両親も憔悴しきっているという。

ひろゆき氏はツイッター

《やり返してこない弱い者いじめをみんなでして、正義感を満たしてるって言う感じ》

と投稿した。加害者をよってたかって“責め過ぎ”ているのはいじめだという見解だ。

一方で上場企業は株価が暴落したり、弱小店では閉店に追い込まれたりすることもあり、やはり被害者の損害は大きいといえる。

連日迷惑動画が“発掘”され、回転ずしの醤油を飲む者、つまようじを使ってまた戻す者、牛丼店で共用のガリを直接食べる者。さらにはビルの上から工事現場などで使われる棒を線路に向けて投げる者など、飲食店ではない迷惑動画も登場してきた。

しかしここにきて銚子丸のタバコの吸い殻の件が明るみに出たが、この迷惑行為は異質といえる。

「“迷惑動画”ではなく、ただの“迷惑行為”ということです。動画撮影して仲間内で楽しむのではなく、バレないようにタバコの吸い殻をガリの箱に入れている。しかもタバコの吸い殻は誤飲したり、溶け出したニコチンを飲んだりすると中毒症状を起こす可能性がある。寿司に唾液をつけるなどのイタズラより一段階上のタチの悪さと言える。

罪の重さも変わってくる可能性がある。もしかしたら仲間内での動画は存在して、後に流出するのかもしれませんが、ここまで世間的に騒ぎになっているときに“まだやるか”という感じです。もうプライバシーよりも抑止力を取り、店内に防犯カメラを設置するなどの対策が必要かもしれませんね」(全国紙記者)

もう“若気の至り”では世間は許してくれない時代になっている。人生が狂う行為と肝に銘じなければならない。とのこと。

 

やはり、動画として認知されているのは氷山の一角だった。こういう迷惑な行為が、後を絶たない。銚子丸の件で言えば、発覚まで時間はかからなかっただろう。店側の、衛生管理に問題がなければだが…動画での個人の特定は、時間の問題だ。そういう時代になった。抑止には、みせしめが必要だ。模倣犯を出さないためにも、企業からの賠償金額を提示して抑止するしかない。悪質なケースで、いくら必要か?などを、提示することが大事。

 

そんなわけでまた後程。

 

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