18÷0=?物議を醸した小3の宿題に東大生が反応。「教員の力不足」「思考力を磨く良問」などの声

おはようございます。コーセーです。今日から7月ですね。今日は5記事更新します。

 

今日の天気は雨。朝から雨で、降ったり止んだりの天気です。気温は29℃と蒸し暑く、熱帯夜になりました。明日も雨で、30℃を予報。梅雨独特の蒸し暑さ。脱水症に注意。

 

さて、本題。

18÷0=?物議を醸した小3の宿題に東大生が反応。「教員の力不足」「思考力を磨く良問」などの声について考える

先日、ネット上である投稿が話題となりました。物議をかもしたのは、小学校の算数ドリルの一ページ。小学校3年生レベルの、ごく普通の割り算問題に混じって「18÷0」という問題が。これに対して、投稿者のお子さんが「答えなし」と回答したところ、先生はバツをつけた上に「正しい答えは0」と書き直したのです。  何が問題なのか、と思われるかもしれません。実は、数学において「0で割る」行為は、認められていない。ためしに、お手持ちの電卓や、スマートフォンで「18÷0」を試してみてください。きっと「エラー」と出るはずです。  小学校は、教育機関です。もちろん、誤ったことを教えてはいけないはず。それに、教員側は仮にも大学教育までを修了してきているはずなのに、正しい答えである「答えなし」にバツをつけただけではなく、「18÷0=0」と初歩的かつ致命的なミスをしてしまった。これについて、採点した先生のうかつさや、無知さをたたく人が急増しました。  さて、今回の騒動について、東大生たちはどう感じているのでしょうか。今回は30人以上の東大生にインタビューを実施し、いくつか声をまとめてみました。

意外と多かったのが、「どっちでもいい」とする声。色々なことに厳密になりたがる東大生の意見としてはかなり驚かされます。以下のような理由が出ていました。 「小学校の間は、とりあえず計算の能力を身につけたり、正しい順序で計算するルールを覚えたりすることが大事。確かにゼロ除算はNGだが、そういった細かいことは中学校や高校に上がってからでもなんとかなる」 「18÷0の答えはともかく、採点した教師が『18÷0=答えなし』に対してバツをつけたことが問題。『自分の教えたことと違うからバツ』ならば、教員としてあるまじき態度。『小学生にとっては難しすぎるから、いったんゼロにしておきましょう』ならわかるが、『答えなし』にバツをつける理由にはならない」 「そもそも『18÷0』の文字列に対して、気持ち悪さを持つようになることが、数の暗黙知を育てることにつながると思う。特殊例と一般的な計算式を同列に並べてしまうことが問題であって、教員側の知識の整理がついていないのではないか」  学校教育のカリキュラム全体を考えた時の問題の大きさや、回答に至るまでのプロセスなど、単純な計算結果にはこだわらない姿勢が見えました。確かに数学的に正しい答えは「答えなし」ですが、ここにバツをつけてしまった理由を追求すべきなのかもしれません。

また、「考える機会になってよい」とする意見も多くありました。以下に、いくつかの回答を抜粋して並べます。 「機械的に『÷0』は成立しないと教えても、単純暗記になってしまうから、数学的なセンスは身につかない。そうではなく、『18÷1=?』『18÷0.1=?』『18÷0.01=?』……と問題を出して、その果てに『18÷0=?』と出題すれば、考える能力を身に着けるきっかけになる。」 「普通は『定義できない』と教わることが多いが、本当に定義できないのか、そもそも定義できないとはどんな状況かを考えることが重要。ただし、子どもたちが自力でそこまでたどり着くのは難しいと思われるので、そこを大人が補助する必要がある。  別に『18÷0=0』と教えるのも、いったんはいいかもしれないが、『なぜそうなるのか』を筋道立てて説明できないのであれば、教員側の力不足と指摘されても仕方ない部分がある」

近年、教育現場では「子どもたちが自分で考えることの大切さ」を説かれるようになっています。昔のような先生の独り舞台ではなく、子どもたちに積極的に発表させたり、グループを作って話し合わせたりするのです。  こういった教育の目的は「自立した思考力」を身に着けてほしいため。となれば、今回の「18÷0」の問題に関しては、思考力を育むための絶好のケースといえるのではないでしょうか。最高のケーススタディでも、出題側のリテラシーによっては、うまく使いこなせない場合がある。今回はそれが如実に表れた例なのかもしれません。  今回の問題については、結局「子どもの思考力を阻害しないことが大事」という結論になりました。教育現場も同じ方向を向いているはずですが、その実情はまだまだ発展途上の印象。先生と生徒、教育の未来はどちらを向いているのでしょうか。とのこと。

 

小学生でも分かる簡単な問題。どんな数に0を掛けても0になるように、どんな数に対しても0で割ると0になる。そこに理由は必要だろうか?良い年した大人が、小学生の問題も解けないのだろうか?答えは0。それ以上でもそれ以下でもない。電卓では計算出来ないかも知れないが、今の大人だって、同様の問題を解いて来たはず。答えなしなんて答えを出しているようなら、もう一度小学生からやり直す必要があるだろう。

 

そんなわけでまた後程。

 

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