ダウン症のバービー人形が登場 多様性足りないとの批判受け

おはようございます。コーセーです。今日は3記事更新します。

 

今日の天気は快晴。良く晴れた空が気持ち良く、気温も25℃を予報と過ごし易い陽気の一日になりそう。明日も晴れて24℃を予報。この先、しばらく高温が続きそう。

 

さて、本題。

ダウン症のバービー人形が登場 多様性足りないとの批判受けについて考える

アメリカのおもちゃ大手マテルはこのほど、ダウン症バービー人形を発表した。シリーズの多様性をさらに広げたい考えだ。 同社はこれまで、伝統的なバービー人形が現実の多様な女性を反映していないとの批判を受けていた。近年では補聴器や義肢を付けた人形や、車いすに乗っている人形を発表している。 マテルは、「全ての子供たちがバービー人形に自分たちを見いだし」、「自分たちとは違う容姿の人形と遊ぶ」ことを目標としているという。 1959年に発売された当初のバービー人形は、長い脚に細いウエスト、長いブロンドの髪が特徴だった。 南オーストラリア大学の研究者らによると、このバービー人形と同じ体形を持つ女性は10万人に1人だという。 活動家からは、バービー人形により現実的な体型を表現してもらいたいという声が上がっていた。また、バービー人形に共通点を見いだせないと語る障害のある人々もいた。 2016年、マテルは「ふくよか」「小柄」「長身」の3体型のバービーを発表。また、さまざまな民族や人種を反映するため、肌の色の種類を増やした。 同社のバービー・人形部門トップのリサ・マクナイト氏は、ダウン症のバービー人形が「理解し共感する力を養い、より受容的な世界を作る」助けになることを期待していると語った。

今回のバービー人形製作にあたり、マテルはダウン症の人を的確に表現できるよう、米国立ダウン症協会(NDSS)と協力したという。 この人形は、小柄で胴体が長く、丸い顔の輪郭と小さな耳、平たい鼻筋、アーモンド形の目といった、ダウン症の女性の特徴を備えている。 またワンピースには、ダウン症への理解を広げるキャンペーンに使われる黄色と青色が選ばれた。 かかとに着いているピンクの装飾具は、ダウン症の子供が足やかかとをサポートする器具にちなんでいるという。 NDSSのカンディ・ピッカード会長は、このプロジェクトに参加できて光栄だと話した。 「我々のコミュニティーにとって大きな意味がある。初めて、自分たちに似ているバービー人形で遊べるようになる」 「リプレゼンテーション(特定の人たちの存在を公正に表現すること)の力を甘く見てはいけない。これはインクルージョン(包摂性)において大きな一歩であり、祝福するべき瞬間だ」 ダウン症の人々の包摂性や可視性、理解を促進する活動をしているイギリス人モデルのエリー・ゴールドスティーンさんは、このバービー人形を見て「胸がいっぱいになった」と語った。 「多様性は重要だ。(中略)私のような人を隠さず、もっと見てほしい」 ゴールドスティーンさんは、英ファッション誌「ヴォーグ」が障害を持つ著名人5人を表紙に取り上げた際の1人に選ばれている。 他のおもちゃメーカーも、そのラインアップに包摂性を持たせようと、同様の取り組みを行っている。 レゴは2016年、イギリスの活動団体「ToyLikeMe(私のようなおもちゃ)」のキャンペーンを受け、車いすに乗った若者の人形を発表した。 同団体は、当時、車いすを使うレゴのキャラクターが高齢者だけだったため、「障害者のステレオタイプ迎合している」と批判していた。とのこと。

 

多様性と簡単に言うが、多様性を認めるのは簡単ではない。皆を平等に扱うことの難しさを、知って欲しい。前例として、車椅子に乗ったバービーを扱った実績もある。問題は、そこではない。子供は子供で、そんなことを気にせず遊ぶ。その内ジェンダー平等とか言って、また批判を受けそうな気がする。一体、どこまで気を遣えば良いのだろうか?疑問は尽きない。

 

そんなわけでまた後程。

 

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