ネズミが最も多い都市シカゴで「1000匹のネコ」を街に投入した結果は

こんにちは。コーセーです。

 

今日の天気は曇りのち雨。朝から曇った天気でしたが、お昼頃から雨が降り始めました。気温は24℃と少し高め。明日は曇りで、26℃を予報。しばらく天気は悪そうです。

 

さて、本題。

ネズミが最も多い都市シカゴで「1000匹のネコ」を街に投入した結果はについて考える

イリノイ州シカゴは、アメリカ国内で最もネズミが多い都市として知られている。 そこで、シカゴのアニマルシェルター「ツリー・ハウス・ヒューメイン・ソサエティ」が、2012年からスタートさせた運動が「キャッツ・アット・ワーク」プログラムだ。里親が見つからない、もしくはペットとして飼うにはワイルド過ぎる野生化した野猫を捕獲後、さまざまな病気から防ぐワクチンを投与し、去勢または避妊手術を受けさせた後で安全な環境のスポットに戻してきた。これがシカゴを悩ませてきたネズミの減少に繋がっているという。

シェルターによれば、プログラムがローンチした2012年から1ヵ月に10~15匹の野猫を放ち、これまでに1000匹程度の猫をシカゴの街に帰した。 猫がネズミを狩るイメージを持つ人は多いかもしれないが、実際にはネズミを殺してしまうケースは少ない。無論、それまで暮らしていた地域と異なるエリアに“派遣”された直後はネズミを狩ってしまうこともあるようだが、天敵の出現にネズミも戦々恐々となり、その存在だけで抑止効果が生まれると言われている。 同シェルターのサラ・リサは、「猫のフェロモンがネズミを寄せ付けないようにしています。ネズミを遠ざけるには充分な効果があると思いますよ」と地元メディア「WGN」に語っている。 シカゴでは、住民もネズミ対策として猫の里親になることが多く、リサは「私たちのクライアントのなかにも、猫を迎え入れる以前は、玄関を開けて外に出た途端、足元にネズミがいたと話す人もいました」と話す。 各地域には、役割を与えられてストリートに帰された野猫の世話をする登録されたケアテイカーがいるとのことで、猫たちに食べ物と水、雨風に当たらなくて済むシェルターを用意し、健康状態を確認しているという。 ネズミの排泄物や寄生虫を媒介して人間に感染する病気もあるため、駆除は欠かせない。ネズミ駆除用の薬やドライアイスを使うより環境に優しく、しかも野良猫にとっても食事と寝る場所が与えられる。 今までに1000匹の野猫を放ってもなお、シカゴは害獣駆除業者オーキンによる調査で6年連続アメリカで最もネズミが多い都市という結果になった。温かくなればネズミの活動も活発になる。シカゴでの猫vsネズミによる戦いは、しばらく続きそうだ。とのこと。

 

ネズミが増えているのは、日本でも同じことが言える。渋谷を始めとし、新宿などでも良く見かけるようになった。シカゴと同じことを、日本で出来るか?と聞かれれば、恐らくノーだ。日本はそこまで、猫に対して優しい国ではない。動物愛護団体が避妊・去勢をして、数を増やさないようコントロールしているのもある。そんなこともあり、日本では実現出来ないのが現実。何とも悲しい国である。

 

そんなわけでまた明日(=^・^=)

 

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