こんばんは。コーセーです。今日は3記事更新します。
今日の天気は晴れ。それなりに良く晴れて、良いお天気の一日になりました。気温は35℃まで上がりました。明日も晴れて、35℃を予報。引き続き熱中症には注意が必要。
さて、本題。
見た記憶がない「相手を背負うプレーでオフサイド」…日本の「11」の日ではなかったについて考える
パリオリンピックのサッカー男子は2日、準々決勝が行われ、D組1位通過の日本がC組2位通過のスペインに0―3で敗れた。
サッカー界には、「今日は彼の日ではなかった」という言い回しがある。やることなすこと、なぜかうまくいかない。この日はFW細谷真大がそうだった。
1点リードされて迎えた40分、MF藤田譲瑠チマから差し込まれた縦パスをゴール前中央のペナルティーエリア内で受けると、後ろから来た相手DFの力を利用するようにしてボールを少しずらし、反転しながら右足でシュート。DFの股間を抜いたボールがゴール左下に突き刺さった。
スペインの守備陣が全員うつむいてしまう、完璧なポストプレーによるゴール。しかし、主審はなかなか試合を再開しない。VAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)が介入し、映像が確認された結果、ゴールは取り消された。パスが出た瞬間、細谷の右足かかとが相手DFよりわずかにゴールに近い位置にあり、オフサイドという判定だった。
ずいぶんサッカーを見てきたが、相手を背負ってのプレーでオフサイドが取られたのは記憶がない。日本にとってはあまりに残酷なゴール取り消しだった。
惜しい場面は続く。前半終了間際、FKを右サイドのMF山田楓喜がゴール前へ。ファーサイドに走り込んだ細谷へ合わせるデザインされたプレーだったが、フリーで放ったヘッドは左ポストに嫌われた。細谷は2点差を追う81分にも相手ゴール前でDFからボールを奪うとすかさずシュート。しかし、今度は相手GKに左手一本で防がれた。
どうしても点が取れなかった日本の背番号11に対し、絶好調だったのがスペインの背番号11、MFフェルミン・ロペスだ。11分、中盤で味方が奪ったボールを受けると、ペナルティーエリア外から思い切りの良い左足シュート。ここまで無失点のGK小久保玲央ブライアンの左手をはじいて決まる先制ゴールとなった。
73分には左CKをペナルティーエリア外で待ち受け、今度は右足で弾丸シュート。2点目を奪った。名門バルセロナでプレーし、先の欧州選手権で4度目の優勝に輝いたフル代表の一員でもある。左右両足で強烈なキックが蹴れ、要所で相手をかわす高い技術も持つ。この日は彼の日だった。
結果的に0―3の完敗に終わった日本だが、細谷の幻のゴールが認められていれば、試合はどうなっていたか分からない。ただ、この敗戦を不運だけで片付けるわけにもいかない。スペインは工夫されたCKから2点を奪ったが、日本は準備された様々なセットプレーを繰り出したものの、結局ゴールは奪えなかった。
また、スペインは今回、オーバーエージの選手も起用しているが、欧州選手権で主力だった17歳のヤマルや22歳のウィリアムズのような選手も、本来なら出場可能なことも忘れてはいけない。
日本は五輪では2大会連続でスペインに煮え湯を飲まされた。ただ、これで解散する大岩ジャパンの面々にはさらに成長して、一昨年のワールドカップのように、フル代表でリベンジするチャンスが残されている。とのこと。
またもや疑惑の判定が出た。貴重な1点が、なかったことにされてしまった。結果として、一点が入っていても敗北は変わらなかったが、この1点で選手のモチベーションは大きく変わっただろう。それぐらいに素晴らしいゴールでした。
そんなわけでまた後程。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eb30a2062df0bff7c49cf6e5a15bf5851665c6d