こんばんは。5度目のコーセーです。
早速本題。
自民刷新、総裁選の論点に 「石丸ショック」波及 都議補選で惨敗、裏金直撃について考える
7日投開票された東京都知事選で、無党派層を中心に「政治の刷新」を求める動きが表面化した。都議補選では自民党候補が次々と落選し、派閥裏金問題にまみれた自民政治に厳しい審判が下された。党内では秋以降の衆院解散・総選挙をにらみ、9月に想定される総裁選で思い切った党の若返りを求める声が続出。岸田文雄首相(党総裁)の政権運営は一層険しさを増している。
「結果は真摯(しんし)に受け止め、今後に生かさなければならない」。首相は8日、視察先の岐阜県恵那市で記者団に対し、2勝6敗と惨敗した都議補選についてこう述べた。
「七夕決戦」から一夜明けた自民内は一様に沈んだ雰囲気に包まれた。都知事選で自民は当初、小池百合子知事の全面支援に前向きだったが、裏金事件の余波を嫌う小池氏の意向で「政党色」を消して応援せざるを得なかった。
小池氏は大勝したものの、多くの無党派層が政治経験の少ない前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)に投票。石丸氏は約166万票を獲得し、立憲民主、共産両党の全面支援を受けた前参院議員の蓮舫氏を上回って2位に付けた。自民幹部は「既成政党への不満の表れで、非常に深刻だ」と指摘した。
九つの選挙区で実施された都議補選の結果はさらに厳しい。自民は8選挙区に擁立したが、「裏金」還流を受けた萩生田光一前政調会長の地元の八王子市で大敗するなど、議席数は欠員発生前の5から2に減少。「政治とカネ」を巡る批判が直撃した。
立民などと競り合った都議補選は、与野党対決型の衆院選の構図と通じる。自民中堅は「言い訳できない負け方だ。衆院を解散すれば少なくとも東京では壊滅的な結果になる」とうめいた。
都知事選で「躍進」した石丸氏の今後の動向にも注目が集まる。政界では「次期衆院選に向けて新党を結成し、都市部などを中心に一定の候補を擁立する」との情報が早くも駆け巡るなど、関係者は「石丸ショック」の影響を見極めている。
今回の結果は、9月の任期満了に伴う党総裁選の行方にも影響を及ぼす可能性がある。「既成政党への不信」を受け、政治の刷新を求めるうねりが高まれば世代交代が大きな焦点となるためだ。
総裁選候補には党内若手から小泉進次郎元環境相(43)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)の名前も取り沙汰される。自民重鎮は「『刷新』が焦点になるだろう」と述べ、若手の擁立を求める流れが強まるとの見通しを示した。閣僚経験者は「新鮮なイメージの候補を出さなければ」と言い切った。
危機感に比例し、党内では「岸田離れ」の動きも加速する。安倍派の大西英男衆院議員(東京16区)は8日、取材に対し「首相が責任を取って退くべきだ」と明言。茂木派の笹川博義衆院議員も7日、裏金事件に関し「トップにけじめをつけてもらわなければならない」と言及した。
自民幹部は「誰も責任を取っていない。選挙の現場はやっていられないだろう」と不満を漏らした。総裁選不出馬を求める党内の圧力は強まっている。とのこと。
石丸氏が落選したことで、岸田政権に多少の傷を与える結果となったのだろうか?石丸氏に依存をしていた奴らは、この結果をどう思っているのだろうか?脱自民党。裏金議員は、総じて逮捕されるべきだろう。
そんなわけでまた明日(*_*;