『なか卯』が看板商品の親子丼を40円も値下げ! 物価&卵価格高騰時代になぜできた?

おはようございます。4度目のコーセーです。

 

早速本題。

なか卯』が看板商品の親子丼を40円も値下げ! 物価&卵価格高騰時代になぜできた?について考える

物価高&卵価格高騰が叫ばれる中、飲食チェーンの"なか卯"が親子丼を40円値下げして450円に改定するという驚きのニュースが飛び込んできた。

なぜ今? 大丈夫なの? いろいろ聞きたいこともあるので、なか卯を運営するゼンショーホールディングスの広報室担当者に話を聞いてみた。

――なぜ値下げに踏み切ったのでしょう? 「親子丼をより一層のお手頃価格にすることで、多くのお客様に自慢の商品を召し上がっていただき、『親子丼のなか卯』としてさらなる地位の確立を目指しています。なお、使用している『こだわり卵』は鳥インフルエンザの影響を受けておらず、現状、安定して供給を得ることができています」 ――期間限定価格ではない? 「今回の価格改定は期間限定ではなく、通常価格としての改定であり、また、商品の品質、おいしさ、量すべてそのままに価格だけを変更したかたちです。450円は1994年の親子丼発売以来、最もお手頃な価格でもあります」 ――このご時世に、利益的に問題はないのでしょうか? 「利益回収については、一層お手頃価格に改定することで自慢の親子丼を多くの方に楽しんでいただき、なか卯のファンを増やしていくことで、回収していけると考えています」 とのこと。流通アナリストの渡辺広明氏はこの値下げ戦略をこう評価する。 「逆張りの戦略で、店全体の販促告知効果として機能したと考えられます。実際、私の知り合いでも値下げで話題なので行ったところ、カレーうどんを食べておいしさに気づいたという人がいました。 また、大量のニュースツールで報道されたため、効果も大きく、今後親子丼がなか卯の看板商品として揺るぎないものになっていくと思います」 やはり客としては1円でも安くしようとする姿勢はありがたい! 応援すべく、なか卯の魅力を探っていこう。

なか卯の親子丼の魅力をあらためて語ってくれたのは飲食トレンドリサーチャーの山口えりこ氏。 「大ぶりにカットされた鶏肉。割り下は甘め。そこに半熟ふわふわ食感の卵がしっかりと絡み合う。鶏肉・だし・卵のバランスの良さこそ、なか卯の親子丼の真骨頂であり、業界随一だと思います」 親子丼以外でイチオシを教えてくれたのはB級グルメライターの中川哲司氏。 「なか卯の魅力は店内にフライヤーがあり、揚げ物が食べられるところ。リーズナブルにカツ丼やカツカレーが食べられます。中でもオススメなのが"鶏唐"。1ピースがかなりの大ぶりで、味つけは濃いめの男性好みの唐揚げ。 これを2個買って、和風カレーうどんに浸しながら食べるのがたまりません。シメに単品でご飯を買って入れるのもよし。カレーうどんに入った天かすとご飯がカレーとよく絡みます」 前出の山口氏はボリュームアレンジをオススメする。 「とろたまねぎラー親子丼に牛とじ皿をトッピング。鶏肉と牛肉の両方を贅沢(ぜいたく)に楽しめる、癖になる組み合わせ。 オススメの食べ方としては、全体にラー油をかけるのではなく、親子丼に牛とじ皿をのせて軽く混ぜて、まずはそのまま食べる。その後はスプーンにひと口分すくいあげ、ラー油をお好みの量かけて食べ進めていくことです」 さらに、丼で山口氏の愛するメニューがあるという。 「お揚げとにらの玉子丼。お揚げにだしが染み染みで、おいしい。なんといっても安い。親子丼超えの400円です!」 中川氏も愛を語り続ける。 「みそ汁も秀逸です。大きなお揚げがゴロッと入っていて、味が甘めで濃い。100円を払う値打ちがあります。あと、なか卯でうれしいのは卓上に山椒(さんしょう)があること。みそ汁に山椒をひと振りしても味が引きしまってウマいんです」 明日はなか卯で決まり!とのこと。

 

親子丼の値下げが、上手い広告塔になっている。しかし、水面下では、他の商品を値上げするということが起こっています。親子丼以外の商品を値上げすることで、親子丼を値下げすることが出来る。こういうことも、知っておかなければならない。

 

そんなわけでまた後程。

 

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