初めて「夏コミ」へ参加する方が知っておくべきこと もし会場内で「ガラガラガラ」と音が聞こえたら?

おはようございます。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

初めて「夏コミ」へ参加する方が知っておくべきこと もし会場内で「ガラガラガラ」と音が聞こえたら?について考える

2022年8月13日(土)から14日(日)にかけて、東京ビッグサイトコミックマーケット100(以下、C100)が開催されます。実に3年ぶりとなる夏のコミケ、「夏コミ」を楽しみにしているベテラン勢も多いことでしょう。しかしながら3年という時間は14歳が17歳になり、17歳が20歳になることを意味しています。

それまでコミケにはなかなか行きづらかった、これからを支える世代がある程度まとまった数、初めてのコミケを迎える可能性が高いとも言えるのです。そこでこの記事では、初めてコミケに行く際の注意点について解説しようと思います。

 まずC100では、一般参加者は事前に入場チケットを購入する必要があります。すでに販売は終了しており、現地での販売はありませんので、現時点でチケットを持っていない方は入場できないことをご了承ください。コロナ禍前は行列が解消されてからゆっくりと入場することも可能でしたが、チケット制になり、かねてよりの懸案事項だった徹夜組の排除に成功したこともあって今後も同様の形式が続くのは間違いないと思われます。

 イベント前の準備としては、睡眠をしっかりとるのが重要です。会場は多くの人で混雑する上、近年の異常な猛暑は体力をものすごい勢いで奪い去ります。睡眠不足の状態では体調を崩す可能性が高くなるので、きちんと眠っておいてください。

 食事もお忘れなく。十分な栄養こそが活力の源です。あと、コミケでは大勢の参加者の汗が水蒸気となり、建物上部のエアコンで冷やされて雲となる「コミケ雲」と呼ばれる現象が発生することもあるので、お風呂も入っておきましょう。今回は参加者が各日8~9万人程度とそれほど多くはないのでおそらく大丈夫とは思いますが、清潔にしておいて損をすることはありません。

 水分とミネラルの補給は必須と言えます。コミケ当日は会場付近のコンビニは水や塩飴を大量に入荷しているので入手は可能ですが、それなりに並ぶと思いますので、別の場所であらかじめ調達しておくのが良いでしょう。塩飴のほかに、乾燥梅干しもお勧めです。こちらも会場内でも入手可能ですが、事前準備は入念にしておくことをお勧めします。

 断言しておきますが、夏コミを甘く見ると誇張抜きで命を落とします。会場で倒れた際には車椅子で運ばれますが、3年前は特に過酷な状況で、運営スタッフが意識を失ったと思われる参加者を必死の形相で救護室へ運ぶ光景を何度も目にしました。もし会場内で「ガラガラガラ」という車椅子の音が聞こえたら、すぐに道を譲りましょう。次に運ばれるのはあなたかもしれないのです。

 また、電車で会場入りする方は、Suicaなど交通系電子マネーの入金を必ずしておいてください。すごい勢いで人が流れていくので残金が足りず改札を通れないと人の動きを止めてしまいます。スマホを使う方は充電も忘れずに。

 もちろん、「コミックマーケットカタログ」を購入し、目的のサークルを事前にチェックしておくのも大事です。

C100の開場時間は10時半。前回のC99は10時でしたが来場者の増加に伴い30分繰り下げとなりました。各ホールの区分けとしては、東1~6ホールと西1~2ホールがサークルスペース、南1~2ホールが企業ブースです。一般参加者の待機列は西3~4ホールとなっています。

コスプレについては東8ホールが東地区のコスプレ更衣室、会議棟の1Fが西南地区コスプレ更衣室です。コスプレエリアは東7ホールの一部と東8ホール、屋上展示場と庭園と定められています。目的の場所には走らず、速やかに向かいましょう。

 いざ入場時間となり、会場入りするとあなたは「コミケの参加者」です。絶対に意識しなければいけないのは、コミケにお客様はおらず、全員が参加者であるという点です。金を出すのだから無礼な態度を取って良いだろうという意識は厳禁です。

 一人ひとりの参加者がさまざまな困難を乗り越え続けてきたからこそ、このたびC100を迎えられたことを忘れてはなりません。近年、表現規制の波が押し寄せさまざまなジャンルで理不尽な言いがかりをつけられることも増えています。コミケという自由な表現の場を守るためには、不祥事はあってはならないのです。

 各サークルを回りはじめてからは、道の真ん中や滞在禁止エリアで立ち止まらないよう注意してください。どこかで人の導線が止まってしまうと会場全体の人の流れに影響が出てしまいます。また、サークルで本を手に取るときは、絶対に手荷物を本やグッズの上に置かないこと。たまに見かけますが信じられない光景です。クリエイターが作り上げた作品に対するリスペクトを忘れずに。新型コロナウイルスの問題もありますので、会話も最小限にした方が良いでしょう。

 たくさんの人が並ぶ人気サークルの場合は、必ずスタッフがいて最後列に誘導してくれます。最後尾に付く際には「ここが最後尾」だと分かるプレートがあるので、それを受け取り、自分の後ろに誰か並んだらすぐに渡すようにしてください。これもコミケの醍醐味です。

 最後に、夏のコミックマーケットは過酷ではありますが、魅力的なコンテンツが山のように存在しています。体調に最大限の注意を払い、各参加者へのリスペクトを忘れず、十分な現金を持って、思う存分に世界最高のイベントを楽しんでください。とのこと。

 

夏コミ経験者から言うと、夏コミをなめたら危険ということ。特に、近年は暑い日が続いています。熱中症への警戒を、MAXにしておく必要があります。チケットの発券により、徹夜組がいなくなったのはとても良いこと。これからも、治安の良いコミケが開催されると良いと思います。

 

そんなわけでまた後程。

 

news.yahoo.co.jp