大津市民病院の医師大量退職、患者訴え「どれだけのストレスか」

こんにちは。5度目のコーセーです。今日はこれが最後の更新です。

 

早速本題。

大津市民病院の医師大量退職、患者訴え「どれだけのストレスか」について考える

「医師の大量退職が、どれだけ患者のストレスになるかわかってほしい」。地方独立行政法人市立大津市民病院(大津市本宮)で、外科系の多くの医師が退職の意向を示している問題。今月末から医師が順次退職するのを前に患者の女性が悲痛な思いを訴えた。女性は「患者、市民が置き去りになっている」と設置者の大津市にも矛先を向ける。その大津市は22日の異動内示で事務局の機能強化など体制刷新の動きを明確にした。問題の発端となった同病院の北脇城理事長(66)は今月末で辞任する。患者、市民にとって好転するのか。

訴えたのは市民病院の消化器外科、乳腺外科に通院する大津市在住の40代女性。令和元年9月、市民病院の検査で胃がんが見つかって以来、通院している。同11月に内視鏡での手術(ESD)、12月にロボット支援手術を受け、胃の4分の3を切除した。

「がんで死ぬのか、手術で死ぬのか、飛び降りで死ぬのか。そんなことばかり考えていました。そんなとき、外科の先生に優しく、寄り添っていただいた」

女性の術後は良好だが、経過観察が不可欠。さらに、乳がん検査で腫瘍が見つかり、今は良性だが定期的な検査が必要だという。

そんな中、今年2月に多くの外科系医師が退職意向を示していることを知った。「何が起こっているのかわからずパニックになり、大泣きしました」という。そして、「がんになると精神的にも不安定になります。長い期間、先生に診てもらうことになるのですが、信頼できる先生が一度にいなくなるということが、どれだけのストレス、不安になるか」と憤る。

「今回の問題は理事長が代われば好転するのではないでしょうか。今後、受診されるであろう市民、県民のみなさんも一度、自分のこととして、一緒に考えていただきたい」。こう締めくくった。

市民病院をめぐっては、今年2月初めに京都大学医学部から派遣されている外科、消化器外科、乳腺外科の医師計9人が、北脇理事長のパワーハラスメントを理由に3月末~6月末にかけて退職する意向を示した。次いで、脳神経外科医5人も同様にパワハラを訴え、退職意向。さらに、今月15日、外科系の泌尿器科の医師5人について、派遣する京大医学部が「9月末までに順次退職する」と市民病院の若林直樹院長(61)に通告してきた。

今月末~9月末までに、京大医学部から派遣されている外科系医師19人が市民病院からいなくなる。

パワハラについては、昨年9月、外科統括診療部長が市民病院の内部統制推進室に届け出ていた。内部検証の結果、「パワハラとして認められない」との結論が出たが、外科医側は納得ぜず、市民病院は今年2月、第三者調査委員会を設置し、委員の弁護士2人に検証を依頼している。調査委は今月末をめどに結果をまとめるという。

問題の発端は、北脇理事長と外科医側の「経営努力の相談」だった。

北脇理事長によると、年度初めの昨年4月から、外科のリーダーに対し、ヒアリングを実施。業績改善のための経営努力に関して相談していたという。

その相談で、「リーダーに経営改善の意思が認められないため、昨年9月17日、主体となるチームを京都府立医科大学に替えたらどうかといった」と北脇理事長。外科医側はこのヒアリングを「退職を強要された。パワハラだ」と訴えている。

病院の医師の人事は設置者の大津市も簡単には口出しできないという。

大津市佐藤健司市長(49)も例外ではなかったが、2月21日の市議会本会議冒頭で、「(市民病院の)設置者として遺憾。こうした事態を招いた法人の責任は極めて重い」と強い意志を示し、問題収束に乗り出した。

市関係者によると、佐藤市長は自ら奔走して保健所、県、京大などに働きかけ、体制刷新を図っているという。

外科系医師の大量退職は最小限に抑えられるのか。患者、市民の不安解消となるかは予断を許さない。とのこと。

 

パワハラは、決して許されることではありません。人間です、感情的になることもあるでしょう。それでもそれを、パワハラというカタチで発散することは間違ってます。医師も冷遇されているとわかれば、より好待遇の転職先を探すでしょう。患者に対して申し訳ない気持ちは、あるかも知れません。それでも劣悪な環境で働きたくないというのが、本音の部分だと思います。

 

そんなわけでまた明日\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

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