紅白歌合戦、「カラフル」をテーマにしたことで問われる「歌合戦」の意義

おはようございます。コーセーです。今日からニュース再開です。今日は3記事更新します。

 

今日の天気は晴れ。朝から良く晴れて、広がる青空が気持ち良いです。気温は9℃と寒いですが、日向は暖かいです。明日も良く晴れる予報で、この先しばらく良い天気。

 

さて、本題。

紅白歌合戦、「カラフル」をテーマにしたことで問われる「歌合戦」の意義について考える

第72回紅白歌合戦が31日、2年ぶりに有観客で行われた。東京・渋谷のNHKホールが工事中のため、49年ぶりに別会場となる東京・千代田区東京国際フォーラムで開催。2110人の観客が見守る中、2年連続で大トリを務めたMISIAが圧巻の歌唱で盛り上げ、紅組の優勝で幕を閉じた。

今回、NHKが掲げたテーマは「Colorful~カラフル~」。オープニングで、楽屋から紫のベルベッド地のスーツ姿で登場した司会の大泉洋が、同じく司会の川口春菜、和久田麻由子アナウンサーに対して「春奈カラー、和久田カラー、大泉カラー、司会でもカラー出してきましょうね!」とドヤ顔で鼓舞。放送開始早々、視聴者に「カラフル」を意識づけた格好となった。  続いて、何色ものスモークと音符が宙を彩る中、ダンサーらが舞う映像が流れた。ド派手な着物風ドレスで美しい花々に囲まれながら熱唱したトップバッターのLiSA。金ピカの衣装を着て金色のスケートボードで東京都内を滑る映像からステージに登場し、マツケンサンバを披露した松平健。多くのアーティストがまさに“カラフル”なスタイルでパフォーマンスを繰り広げた。  しかし、NHKが目指した「カラフル」は外見だけのことではない。アーティストらのジャンル、年齢、趣味趣向も含めて「多様性」も意図しているという。NHKの公式ホームページでは「多様な価値観を認め合おうという思いも込められています。あらゆる色が集い、重なり合い、称え合い、素敵な大みそかを彩る。それが今年の紅白です」と説明されている。  その多様性のもと、今回の紅白では「司会」の役割が大きく変化した。「総合司会」を廃止し、「紅組司会」「白組司会」という区分けをなくし「司会」という呼称に統一したのだ。司会がそれぞれ紅組と白組を応援し、結果的に戦いをあおる役回りになるのは、時代の流れにそぐわないという判断だったという。  そこで一つの疑問が頭をもたげる。合戦をあおるのを良しとしないのであれば、このご時世に男女のアーティストを「紅」と「白」にカテゴライズして「合戦形式」で競う必要性が問われるのではないか。世界を見渡せば、世界3大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭が「男優賞」「女優賞」を廃止し、性的区別のない「主演俳優賞」「助演俳優賞」を新設したことが記憶に新しい。「ジェンダー平等」の意識は世界的に高まっているのだ。  72回に渡って紡がれてきた紅白は、多くの国民に愛されてきた歴史がある。現行方式を望む声も多数あるとも聞く。加えて、番組タイトルを「紅白歌合戦」としている以上「紅」「白」の区分けをなくし、「合戦形式」を変更するのは難しい。ただ、大きな曲がり角に差し掛かっているようにも思える。  コロナ下で非日常を強いられる人々に、明るく楽しい演出で“彩り”をもたらした今回の紅白は成功したといえるだろう。NHKの一坊寺剛チーフプロデューサーは「紅白は進化の途中」と語っていたが、今年の大みそかはどんな変化を見せるのか。注目していきたい。とのこと。

 

紅白の歴史を振り返ると、紅と白で対抗戦をするというイメージがあります。その常識を覆すということは、とても難しいことだと思います。ジェンダーレスを狙っても、結局失敗に終わるだけかと思います。これという正解はないにしても、何かを変える必要はありそうだ。

 

そんなわけでまた後程。

 

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