自販機ホット飲料の表示、なぜ「あったか~い」と伸ばす? 「~」も気になる…

こんにちは。コーセーです。今日は3記事更新します。

 

今日の天気は曇り。朝から曇った天気ですが、夕方から雨が降る予報。この雨、明日まで続く予報です。今日の気温は14℃と少し暖かい。明日は11℃とまた下がります。

 

さて、本題。

自販機ホット飲料の表示、なぜ「あったか~い」と伸ばす? 「~」も気になる…について考える

冷え込む冬、外出先の自動販売機でホットドリンクを買う人も多いと思います。ホットドリンクの表示は「あたたかい」でよさそうですが、「あったか~い」と伸ばしていて、しかも、まっすぐな横棒「ー」ではなく、波線「~」のケースが多いようです。なぜでしょうか。自販機の表示のあれこれについて、一般社団法人日本自動販売システム機械工業会(東京都新宿区)の担当者に聞きました。

Q.自販機のホットドリンクについて、「温かい」の表現として、「あったか~い」がありますが、「あたたかい」だけでなく、伸ばしている表記があるのはなぜでしょうか。また、伸ばしている表記が「ー」ではなく、「~」なのはなぜでしょうか。

担当者「実はガイドラインがあり、冷温表記は子どもから大人まで幅広い年齢層が理解でき、柔らかく、温かみのある表現であること、また、策定当時、すでに広く一般的に普及していたという理由から、(『あたたかい』に加え、『あったか~い』等)現在の表記にしています。ただ、あくまでガイドラインで強制力はなく、最終的には飲料メーカーの判断で表記を決定しています」

Q.「あたたかい」「つめたい」の温度設定は決まりがあるのでしょうか。また、地域差はあるのでしょうか。

担当者「一般的には『あたたかい』は55度前後、『つめたい』は5度前後に設定されています。また、地域差はあります。ただし、飲料メーカーが販売する商品によって、適正温度が変わってきますので、地域差よりも飲料メーカーごとに差があります」

Q.「あたたかい」や「あったか~い」が登場する時季は決まっているのでしょうか。それとも、その年の気候などを見ながら、毎年、決めているのでしょうか。

担当者「自販機は自販機メーカーから飲料メーカーへ売却されると、所有権が飲料メーカーへ移ります。その後の自販機の管理・運営は飲料メーカーが行う流れとなっています。そのため、自販機の温冷表記については飲料メーカーごとに異なり、一般的には過去の売れ行きと気温を考慮し、決めているそうです」

Q.「あたたかい」が登場する時季について、地域による違いはありますか。

担当者「地域による違いはあります。また、飲料メーカーによっても差があります」

Q.ちなみに、真冬の北海道でも「つめたい」や「つめた~い」を販売しているのでしょうか。

担当者「真冬の北海道でも冷たい製品も販売しています。北海道ではホット商品ばかり売れるかと思いきや、屋内が暖かいことや消費者心理から、冷たい商品にも一定のニーズがあり、人気が高いと聞いています。ちなみに、ホット商品は主に観光客が購入されるようです」

Q.春になって、「あたたかい」や「あたたか~い」が消える時季は決まっているのでしょうか。

担当者「こちらも飲料メーカーごとに異なりますが、過去の売れ行きと気温を考慮して、判断しているそうです」とのこと。

 

普段余り気にしてない、何気ないことにも意味がある。ということを良く学びました。真冬の北海道で冷たいものを購入した場合、持ち帰る間に凍り付きそうな気もする。ホットは観光者向けに、用意されたものだと教えられた。北海道に生きる方々は、強かだなぁと思った。

 

そんなわけでまた後程。

 

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