意図せぬ妊娠を防ぐアフターピル 市販化はなぜ進まない?

おはようございます。2度目のコーセーです。

 

早速本題。

意図せぬ妊娠を防ぐアフターピル 市販化はなぜ進まない?について考える

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。「オピニオンCROSS neo」では、ファッションブランド経営者のハヤカワ五味さんが“アフターピルの市販化”について述べました。

福岡県警は、妊娠中の交際女性を騙し国内未承認の中絶薬を飲ませて中絶させようとしたとして、会社員の三前尋容疑者を不同意堕胎未遂の疑いで逮捕。三前容疑者は「自分は性感染症にかかった。うつしたかもしれない」と嘘をつき中絶の薬を飲ませた疑いがあり、女性はその後、流産が確認されたということです。 現在、日本では中絶薬は未承認にも関わらず、今回のケースのように悪意を持って使う人がすでにいるのも現状です。一方で、アフターピル(緊急避妊薬)も国内では市販化されていません。その理由としては「悪用になってしまう可能性がある」と懸念されていることなどがあるなか、ハヤカワさんは「今回のニュースのように既に悪用している人もいて、取り締まる必要もある。そのリスクとアフターピル市販化で得られるメリットをどうとるかが重要」と主張。 アフターピルの市販化は以前から婦人科学会などで散々議論されているものの、ほとんど進展がないとハヤカワさん。そして、市販化を望む人たちの理由の1つとして「アフターピルは早く飲んだほうが良いこと」を挙げます。効果に関する認識は人によって異なり、とりわけ72時間以内に服用すれば避妊できると思っている人が多いものの、実はギリギリになればなるほど避妊の成功率は落ちるため、24時間以内の服用が望ましいとされています。 また、かつて実践されていた緊急避妊法・ヤッペ法は副作用のイメージが強く、その印象からアフターピル市販化をためらう声もあるとはいえ、「今、主流のものはそこまで副作用はない。しかも中絶しているわけでもない。(アフターピルは)妊娠しないよう、着床しないようにする薬」とハヤカワさんは解説。そして、「薬剤師がしっかりと説明するなどし、同意を得て買うのであれば、悪用されるよりも、意図せぬ妊娠を防げる確率のほうが高いのではないか」と力説します。

現在はアフターピルに関してしっかりと説明を受ける機会がなく、キャスターの宮瀬茉祐子も「私の時代も保健体育などで学ぶことはなかった」と言うと、ハヤカワさんも大きく頷き「通常の避妊も当然すべきだが、その上でオプション、セーフティネットが存在するかどうかは重要。人は意図なく妊娠する状況に陥る可能性もある」と危惧します。 しかし、産婦人科医会の木下会長は昨年10月の会見で、中学生の性教育では性交や避妊といった言葉すら使ってはいけない現状があり、そんな状況下でアフターピルが薬局で買えるのはおかしいのではとの見解を示していました。 これについてハヤカワさんは、2つの論点があると言います。1つは「そもそも性教育を変えるべきということ。そしてもう1つは、性教育がしっかりしていないからこそ、避妊せずに妊娠してしまうという人もいることから「そういうときにアクセスでき、意図せぬ妊娠を避けられるような環境を作っていくことが、実はセーフティネットになる」と明言。セーフティネットとしてのアフターピルの重要性を訴えます。 宮瀬が「ピルはオーケーなのに、アフターピルがなんとなく悪いイメージになっていることが、女性側の観点からすると疑問に思う。(身を)守る、生理をコントロールするという意味では一緒のようなところだけど、認知がうまくいっていないこともあって、整合性がとれていないのでは」と見解を示すと、ハヤカワさんは「それがまさに教育のギャップ」と主張。「一つひとつ、性教育の積み重ねが今後必要になってくる」と話していました。とのこと。

 

アフターピルの市販化は、あって良いと思う。望まぬ妊娠を防ぐためにも必要だし、病院に行かなければ処方されないという高いハードル。加えて高い受診料、これに二の足を踏む方が多いのではないでしょうか?多少高くても、市販されれば望まぬ妊娠や中絶を避けることが出来ると思う。

 

そんなわけでまた後程。

 

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