こんばんは。2度目のコーセーです。
早速本題。
人の顔と名前が覚えられない…どうしたら覚えられるようになる?について考える
「人の顔が覚えられないのが悩みです。たとえば、50代くらいで眼鏡で短髪でスーツ、だとみんな同じにみえてしまって、見分けがつかないのです。こちらから話しかけるときにはまだ心の準備ができるのですが、急に話かけられたりすると、勘違いしてしまってトンチンカンな話をしてしまったり。 また、名前も、何度聞いても右から左で、この前も、名刺交換して、お名前は字で見ているのに、なぜか永山さんを脳が水森さんと認識してしまって、口から何度もその名前しか出てこないという怪奇現象を起こしてしまいました。相手も不快に思っているのだろうなと思うとつらいです。 最低限、仕事に支障がないくらいのレベルまで到達したいのですが、方法はありますか?」 社会人になると、一気に「初めまして」の方が多くなります。また、中年のスーツ姿、という画一的なファッションも影響してか、とくに「年長の男性の識別ができない」という声も聞かれます。一方で、名前をしっかり覚えて、相手の方とハキハキと談笑している人の姿を見ると、頼もしいし憧れてしまいますよね。どうしたらそのような人になれるのか……。ビジネスコミュニケーションに詳しい鈴木真理子さんに伺ってみましょう。
今回の相談者さんの悩みは、多くの若手社員が抱える悩みのひとつといえます。私も新入社員のころ、オジサマがたの区別がつかず、顔も名前も覚えられませんでしたし、相談者さんと同様に、相手を間違えて報告したり相談したりしてしまっていました。なんだか懐かしく、そして、悩んでいる相談者さんを微笑ましく思ってしまいましたよ。反省して、改善しようと思うその意欲はとてもいいと思います。
同じフロアでよく話す方々の顔と名前が覚えられない、という場合におすすめなのは、自分で座席表をつくってみることです。コロナ禍で、フリーアドレス制も減ってきていますし、どこに座っている誰、ということを視覚化すれば、同じ部や課の人なら覚えやすくなりますよ。 また、会話するときには、できるだけ名前で呼ぶようにしましょう。書いたり口に出して反復することで、記憶に定着しやすくなりますよ。
先方から急に話しかけられた場合には、焦りは禁物です。それが思い込みとミスを引き起こしてしまいます。「目上の方から聞かれた仕事の質問には即答しなくては」という気持ちはいったん置きましょう。落ち着いて、例えば、「A社のBさんの××の件だけどさ」と聞かれたら、「ええっと、A社のBさんの……、どんな件でしたっけ?」など相手の言葉を繰り返し、さらに詳しく話してもらえる環境をつくりましょう。今は「相手にぼんやりしているように思われたら評価が下がる」などと考えなくていいと思います。焦って間違ったことを言ってしまったほうが問題ですからね。これはファーストステップだと思って、「落ち着く」「繰り返してもらう」という状況をつくってみてください。
社外の方からの業務依頼などの場合は、ゆっくり落ち着いて対処する時間をつくる、という点で、相手にLINEやメールに要件を送ってもらうというのも手です。それならば、話している相手の名前も署名を見ればわかりますよね。また、会話のときには即答せずに、「いったん持ち帰らせていいただき、部内で調整してからご報告したいので、メールをお送りしてもよいでしょうか。念のためもう一度メールアドレスを教えていただけますか」という聞き方もできます。
絶対にお名前で呼ばなければいけないわけではありませんから、部長、課長、リーダーなど、役職者は役職で呼んでもいいと思いますよ。 どうぞ「自分はダメだ」と思いすぎないように。間違えてはいけないという強い思いがありすぎると、萎縮してしまうことにもなりかねません。できないことをできるようにする、ということも大切ですが、その時間を、できること、得意なことをもっと伸ばすことに使うほうが自分のためにもなる、という考えももっていてください。 同じ部や課の人なら自分で座席表をつくってみる、社員同士なら名札をつける提案をしてみる、会話するときにはできるだけ名前で呼びかけるようにして記憶に定着させるなどで改善はできると思います。人の名前や顔を覚えるのは、誰しも苦労するものです。自分はダメだなどと思い込まず、萎縮せずにいきましょうね。 とのこと。
かくいう私も、顔と名前を覚えるのに一苦労してます。ひと昔前に接客業をやっていた時は大変でした。とにかく顔と名前が一致しないので、誤りそうになったことは度々ありました。きっと、こういうことで悩んでる方は多いと思います。何か役に立つきっかけになれば幸いです。
そんなわけでまた後程。