少年犯罪も実名報道が可能に…何のための実名報道なのか

こんばんは。3度目のコーセーです。今日はこれが最後の更新です。

 

早速本題。

少年犯罪も実名報道が可能に…何のための実名報道なのかについて考える

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。10月14日(水)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、タレントのフィフィさんが“少年法改正”について述べました。

少年法の適用年齢引き下げの是非を議論してきた法制審議会の部会は、18歳、19歳を現行よりも厳罰化する要綱案を正式に承認。一旦家裁に送致し、事件の背景事情を調べる仕組みは維持する一方で、家裁から検察官に送致し、大人と同じ刑事手続きを取る対象事件を拡大するとしており、起訴後は実名報道も可能になるとのことです。 現在、被疑者が16歳以上で被害者が死亡するような重罪の場合、家庭裁判所から再び検察に送り返されることがあり、これを「逆送」と言い、今回の少年法改正ではその対象が変わります。今後は強制性交や強盗などもその対象となり、「場合によっては大人と同じ裁判を行い、刑務所に送られる」とフィフィさん。しかも、裁判も公開裁判となり、遺族が傍聴できるようになります。

その他にも実名報道、さらには顔写真の公開が容認。反対派のなかには「社会復帰の妨げになる」、「むしろ再犯のリスクを高めるのでは」と懸念する人もいるなか、フィフィさんはこれに大きな関心を寄せます。 少年犯罪が起きるたびに世間からは「少年法は甘い」、「少年に対して日本は甘いのではないか」という意見が上がりますが、フィフィさんは「なぜ法律と世間のズレが出てきてしまうのか」と疑問を呈し、その結論として「少年法の目的が処罰ではなく更生を目的としていること」を挙げます。 そもそも少年院への送致は刑罰ではなく、法律上は「保護処分」と受けとられていると説明。というのも、少年は発達途上で立ち直る可能性があると見られているから。また、例えば脳科学では25歳までは脳は発達しておらず、ホルモンのバランスが不安定との指摘も。そうなると「正常な精神状態で犯罪を起こしたのではない」、「自己も確立できていない年齢」と考えられてしまうことも否めません。 フィフィさんは「少年法に当てはまらない16歳以下(の刑罰)がぬるいのかといえば、それは違う」と声を大にします。実際、鑑別所や少年院では二度と犯罪を起こさないようきっちりと指導していると言います。その上で、今回少年法をテーマに掲げた理由として、「ぜひみなさんに周知してもらい、親としてこういったことを知っておかなくてはいけない、知った上で教育しなければならない」と主張します。 弁護士ドットコムGMで弁護士の田上嘉一さんは、「結局、大人も含め実名報道は何のためにあるのか」と提起。処罰という意味では、犯罪確定後は厳しい環境に置かれますが、「刑罰の目的は隔離刑、教育刑という意味もあり、一般の方から隔離する、更生を促すという部分もある」と田上さん。「“罪と罰”というのは非常に哲学的な話で、必ずしも法律の話ではなく、みんなでよく考えていくべき」と言います。 しかし、もしも実名報道をしないほうがいいということであれば、「被害者の扱いはどうなのか」と新たな疑問を投げかけるフィフィさん。被害者もメディアなどで名前や顔写真が公開されるだけに、「報道の仕方も(加害者と被害者)どちらも規制をかけることがあってもいい。被害者にとっても何のための実名報道なのか」と訴えていました。 番組では、視聴者に「凶悪犯罪が対象となる18歳、19歳の実名報道の解禁 どう思いますか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆凶悪犯罪が対象となる18歳、19歳の実名報道の解禁 どう思いますか? 解禁すべき……2,130票 解禁すべきでない……246票 わからない……330票とのこと。

 

少年法は甘すぎると言っても良いでしょう。ここらで改正しておかないと、未成年の凶悪犯罪が増える一方だと思われます。そのために、実名報道や顔写真の公開等を行わないと被害に遭った遺族などが浮かばれません。やられ損ということにはして欲しくない。

 

そんなわけでまた明日(。-_-。)

 

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