Aqoursの中心にある“地元愛”の精神 結成5周年の輝きを3つのポイントから振り返る

こんにちは。コーセーです。今日は3記事更新します。

 

今日の天気は快晴のち曇り。お昼過ぎまでは良く晴れて気持ちの良い青空が広がってましたが、昼過ぎから段々と雲が多くなって来て今は曇りの天気。明日は雨が降る予報。

 

さて、本題。

Aqoursの中心にある“地元愛”の精神 結成5周年の輝きを3つのポイントから振り返るについて考える

Aqoursが4月4日、ユニット結成5周年を記念した新プロジェクト『Aqours 5th Anniversary 地元愛!Take Me Higher Project』を発表。その一環として、『ラブライブ!』シリーズ初となるドームツアー開催を明らかにした。
 2017年開催の2ndライブ以降、埼玉・メットライフドームの常連として、ドーム規模での公演を安定して続けてきたAqoursだが、結成5周年を迎えてその活動もますます勢いづいてきたようだ。そこで本稿では、今回の新プロジェクトに寄せて、彼女たちの5年間の活動におけるターニングポイントを3点に絞っておさらいしたい。
 まずは、キャストの道標ともいえるTVアニメシリーズ放送と完全新作劇場版の公開について。そもそもAqoursとは、『ラブライブ!サンシャイン!!』において、静岡・沼津市内浦にある私立浦の星女学院の廃校を救うために結成されたユニット。その結末は、スクールアイドルの祭典「ラブライブ!」で優勝を果たしながらも、学校の廃校阻止には至らず。それでもユニットでの活動を通して、精一杯に“輝く”ことの意味を見つけるといった物語だ。
 そんなユニット活動のコンテクストがあってこそ、キャストによるライブも初めてAqoursのステージとして意味を備える。アニメの物語は視聴者はもちろん、メンバーの声を演じるキャストにとっても常に新しい道を示す役割を持ち、その双方が同じ文脈を“共有”することで、『ラブライブ!』特有の一体感が生まれるのだろう。より簡単な例でいえば、アニメPVとの“シンクロ”が挙げられることの多いライブパフォーマンスも、あくまで映像ありきで作られている。それらを踏まえるに、TVアニメの制作と放送は、Aqoursにとって大きなターニングポイントのひとつだったに違いない。
 続いては、2018年11月に開催された、東京ドームでのワンマンライブ『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~』だ。ここでは、会場キャパシティの規模感もそうだが、何より特筆すべきは音楽表現へのこだわりぶり。同公演では、『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇伴を制作した加藤達也を指揮に迎え、浦の星交響楽団が生オーケストラで演奏を披露。アニメシーンのひとつひとつを細かに再現することで、メンバーとキャストのシンクロ具合に観客をぐぐっと引き込む演奏を奏でてくれた。
  その一方、TVアニメ第1期11話の挿入歌「想いよひとつになれ」では、劇中には存在しない、ライブ限定のシーンを新たに創作。本来ならば、ピアノコンクールに参加している桜内梨子(CV:逢田梨香子)を除いた8名で披露されるはずだが、東京ドームのステージでは、逢田がピアノ前奏を実際に奏でた後、残りのメンバーとのステージに合流。Aqoursのキャストがアニメの物語を跳躍するという、あらゆるエモーショナルを請け負う、まさに『ラブライブ!』らしい演出を届けてくれた。
  音楽の力を通して、それまで以上にアニメの内容に寄り添いながらも、同時にそこから切り口を変えて、キャストによるユニット独自の成長を力強く示した東京ドーム公演。蛇足だが、逢田がこのピアノ演奏やステージを通して、“過去の清算”をできた点も含めて、Aqoursが前に進む上で大きな転換点だったに違いない。Aqoursの歩みを語る上で欠かせない重要なポイントといえる。
  最後のターニングポイントを紹介する前に、今回の5周年プロジェクトのタイトルにある「地元愛!」について触れておこう。「地元愛(じもあい)」とは、渡辺曜(CV:斉藤朱夏)と 津島善子(CV:小林愛香)によるデュエットソング「地元愛▽満タン☆サマーライフ」に登場する言葉で、同曲は彼女たちが地元自慢のサマーライフを元気ハツラツに歌った楽曲だ。そんなAqoursの地元・沼津市にて毎年恒例で開催される『沼津夏まつり・狩野川花火大会』こそ、最後に紹介したい事項である。
  今年は先般の事情より惜しくも中止となってしまったものの、これまでにキャストも深く関わってきた同花火大会。なかでも2017年の開催回は彼女たちにとっても印象深いものだろう。同年には、Aqoursのメンバーカラーの花火が夜空を彩っただけでなく、大会の最後を締めくくる場面では、アニメPVでも花火が印象的に映るTVアニメ第1期9話挿入歌「未熟DREAMER」が会場スピーカーから壮大に流れていた。沼津で生まれたAqoursの歌声が、特別な夏の夜を彩っていたのだ。
  Aqours沼津市の各施設とのコラボはこの花火大会に始まったことではないが、彼女たちの活動が、実際の街の光景やそこで暮らす人々の想いに影響を与えるまでに実を結んだ。そんな忘れられない夏の一夜は、ファンはもちろん、メンバーの胸にも深く刻まれ、その後の活動の自信にも繋がった大切なターニングポイントだと思いたい。
  前述したドームツアーのほか、5周年プロジェクトの一環として初のベストアルバムや、メンバーの誕生日にそれぞれのソロアルバムを発売することを発表したAqours。しかし、どれほど多くの成功を手にしても、彼女たちは生まれた街を大切にし、いつだって“結局地元”な精神に還ってくる。Aqoursのターニングポイントは、メンバーの努力やファンの温かさ、そして沼津の地があって初めて生まれるのだ。とのこと。

 

Aqoursは個人的に好きなアーティストのひとつということもあり、特別にピックアップさせていただきました。Aqoursは沼津という決して都会とは言えない場所で活動し、着実に成果を上げて来た点を素晴らしいと評価したいです。今後発売されるベストアルバムや、ソロアルバムの発売に是非期待したいです。地元からも愛されるAqoursを今後も応援して行きたいと思ってます。

 

そんなわけでまた後程。

 

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