<文春砲>なぜ声優ファンには効かなかったのか

こんにちは。コーセーです。 今日から9月ですね。

 

昨日は肌寒い一日でしたね。今日、朝は曇ってましたが、だんだん晴れて来てまた曇りの天気に戻りましたね。明日は雨の予報です。

 

さて、本題。

<文春砲>なぜ声優ファンには効かなかったのかについて考える

昨今“文春砲”に代表される芸能ゴシップのターゲットが人気声優にまで広がってきている。しかし、そうしたゴシップ記事に対するファンの反応は一般的な芸能人の時とは若干異なるようだ。“オタレント”の小新井涼さんが、アニメファンの目線から独自の解釈で分析する。

世間をにぎわせてきた、いわゆる“文春砲”に代表される芸能ゴシップネタですが、最近新たに「人気声優」をターゲットにし始めました。スクープ内容はよくある熱愛話や不倫ネタなのですが、一般的な芸能ネタとは“砲撃への反応”が異なっているようです。例えば、普段こうしたスクープではターゲットにされた人物が炎上するものですが、“砲撃”を受けた声優はたたかれるどころか、場合によっては同情すら集めています。さらに、本来ならばターゲットの方に向きそうなファンの怒りと非難の矛先も、声優ではなくスクープを報じた側に向けられているのです。こうした反応の違いが生じ、しまいには“空砲”とまで呼ばれてしまうなど、結果として声優ファンやアニメファンには“文春砲”があまり効かなかったのは、一体なぜなのでしょうか。

原因のひとつとして、報じた側が“声優ファンのタブーを冒してしまったこと”が考えられます。今では声優個人の冠番組や顔出しでのイベント出演はもはや当たり前となり、ファンの中にはキャラやアニメ作品だけでなく、声優個人のパーソナルな面を好きになる人も多いと思います。とはいえ、そうしたファンが追いかけ、欲している情報というのは、多くの場合、あくまでも声優の“お仕事の範疇(はんちゅう)”までです。そのためそれを超える領域、特に声優本人が公表していないプライベートの部分に踏み込むことは、ファンとして“マナー違反”という暗黙のルールが、彼らの中にはあるのです。スクープされた声優よりも、それを報じた側が真っ先に非難されたのもそのためでしょう。声優ファンは、自分たちがあえて踏み込まないでいる領域を勝手に暴き、あまつさえそれをネタとして公表した側に強い憤りを感じたのだと思います。

結局のところ、“文春砲”が声優ファンやアニメファンに効かなかったのは、報じた側が、こうしたファンの作法をよく知らないまま、人気声優をターゲットにしてしまったことがなによりの原因だと思います。スクープをした自分たちの方がバッシングの対象とされてしまったのもそのためでしょうし、逆にファンの作法をよく理解していたならば、普通は騒がれる「熱愛や不倫」といったネタの需要の低さや不燃性も、事前に察することができたかもしれません。

文春砲は確かに様々なスクープを発信してきたかもしれません。しかし、声優さんは特殊なファンに支えられてるため、一般的なアイドルとは扱いが違うのです。それをわきまえない限り、今後も空砲は続くでしょう。

というわけで明日は私の誕生日です。また明日(゜゜)

 

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